ISBN:4163220909 単行本 横山 秀夫 文藝春秋 ¥1,571

ベストセラーや人気作家が書く本がいいモノとは限りませんが、
この本は読み終えて重みを感じた1冊でした。

あの日航機事故の際にデスクにさせられた主人公の新聞記者が、
組織の中で真っ直ぐに生きようともがいている様がなんともいいです。
上司との確執、部下との激しいやりとり、友情……。
中年男性が家族との関わりで悩む姿も同世代として共感しました。

読んでみて『青臭いな』と思う人もいるかと思います。
でも真っ直ぐに生きることが本当にできるなら、
人生ももっと楽しくなるんじゃないかと感じてしまった1冊でした。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索