ミスターカイト / リチェルカ(通常盤)を聴いて
2018年1月6日 音楽 コメント (2)
昨年、仕事での移動中にラジオから、
スキマスイッチの2人の声が聞こえてきました。
特にファンではないのですが、
ラジオならではの面白い会話に飛び込んできました。
その中で語っていた新曲「ミスターカイト」。
そして、流れてきた彼らの歌。
どうしても手に取って聴きたくなりました。
誰しもが少しは思い考えたようなこと。
日常に流されながらも、羽ばたこうとする思い。
曲の解釈はそれぞれに勝手だと思いますが、
心に響いてきた曲でした。
というわけで、本年も宜しくお願いします。
スキマスイッチの2人の声が聞こえてきました。
特にファンではないのですが、
ラジオならではの面白い会話に飛び込んできました。
その中で語っていた新曲「ミスターカイト」。
そして、流れてきた彼らの歌。
どうしても手に取って聴きたくなりました。
誰しもが少しは思い考えたようなこと。
日常に流されながらも、羽ばたこうとする思い。
曲の解釈はそれぞれに勝手だと思いますが、
心に響いてきた曲でした。
というわけで、本年も宜しくお願いします。
待望のライブに初めて夫婦でやっと行けた。
COILの岡本定義さん―—
この3月から故あって、COILは岡本さんのソロになった。
水曜日の夜の渋谷、熱気は週末かと思うほどに、
久しぶりの若者の街は僕が若者だった頃より軽やかに煌びやかに見えた。
道玄坂を途中まで登り、裏道に入り、伝統の渋谷BYGに初めて足を踏み入れる。
100人ほどのスペースにもう席はなく、立ち見の人もたくさんいる。
友人ののりまきと目があい、隣に呼んでくれた。
のりまきは岡本さんのライブにはほとんど足を運んでいる。
約束をしたわけでもなかったが、必ずいるだろうと思っていた。
前半は岡本さんのソロ、50歳と思えぬ若々しさ、
独特の優しくてソウルフルなボーカル。
心の奥底に響くような、ギターと音が共鳴して、
しっとりとしたライブの夜へと誘ってくれた。
後半はドラムとベースが加わってのバンド編成。
同じ事務所の女性ドラマー、あらきゆうこさん、
そして、熟練のベース、山内薫さんとの息の合った演奏は、
ポップに、ディープに、そして僕らに本物の音を聴かせてくれた。
昔から岡本さんのファンの妻は大興奮。
気さくで優しい岡本さんと初対面のあらきさんにサインをもらい、
文句なしのライブの夜に酔いしれた。
帰り渋谷のスクランブル交差点も、ハチ公も昔のままだった。
そして、COILの岡本さんはまだアマだった頃に比べて、
変わらぬものと、成長していくものを同居させながら、
見事なまでに本物のプロフェショナルになっていた。
COILの岡本定義さん―—
この3月から故あって、COILは岡本さんのソロになった。
水曜日の夜の渋谷、熱気は週末かと思うほどに、
久しぶりの若者の街は僕が若者だった頃より軽やかに煌びやかに見えた。
道玄坂を途中まで登り、裏道に入り、伝統の渋谷BYGに初めて足を踏み入れる。
100人ほどのスペースにもう席はなく、立ち見の人もたくさんいる。
友人ののりまきと目があい、隣に呼んでくれた。
のりまきは岡本さんのライブにはほとんど足を運んでいる。
約束をしたわけでもなかったが、必ずいるだろうと思っていた。
前半は岡本さんのソロ、50歳と思えぬ若々しさ、
独特の優しくてソウルフルなボーカル。
心の奥底に響くような、ギターと音が共鳴して、
しっとりとしたライブの夜へと誘ってくれた。
後半はドラムとベースが加わってのバンド編成。
同じ事務所の女性ドラマー、あらきゆうこさん、
そして、熟練のベース、山内薫さんとの息の合った演奏は、
ポップに、ディープに、そして僕らに本物の音を聴かせてくれた。
昔から岡本さんのファンの妻は大興奮。
気さくで優しい岡本さんと初対面のあらきさんにサインをもらい、
文句なしのライブの夜に酔いしれた。
帰り渋谷のスクランブル交差点も、ハチ公も昔のままだった。
そして、COILの岡本さんはまだアマだった頃に比べて、
変わらぬものと、成長していくものを同居させながら、
見事なまでに本物のプロフェショナルになっていた。
仕事で少し遅れてライブ会場に着いた。
いつものメンバーと新しいメンバーを前に、
のりまきがギターを抱えて、歌声を響かせていた。
すっと溶け込める雰囲気、柔らかな笑顔、
みんなから遅刻者に向けられる眼差しが温かい。
今年最後ののりまきのライブが土曜の夜にあった。
思い立って誘った高校時代のバドミントンのダブルスのパートナー、
きんちゃん夫妻も足を運んでくれていた。
テーブルの上に生ビールが仲良く並んでいた。
今回のライブは今までとはまた一味違っていた。
のりまきの歌声や爪弾くギターの音色と、
仲間が共振する感覚のような一体感がいつもよりある。
音の扉の向こう側に入れたような気分だった。
新しい仲間とのコラボレーションや、
以前のバンド仲間とのカバー曲のキャッチボール。
柄にもなくセンチメンタルな気分に酔いしれて、
どっぷりのライブの夜に浸っていた。
※王様の耳はロバの耳(のりまきのブログ)
http://blog.livedoor.jp/norimaki/
いつものメンバーと新しいメンバーを前に、
のりまきがギターを抱えて、歌声を響かせていた。
すっと溶け込める雰囲気、柔らかな笑顔、
みんなから遅刻者に向けられる眼差しが温かい。
今年最後ののりまきのライブが土曜の夜にあった。
思い立って誘った高校時代のバドミントンのダブルスのパートナー、
きんちゃん夫妻も足を運んでくれていた。
テーブルの上に生ビールが仲良く並んでいた。
今回のライブは今までとはまた一味違っていた。
のりまきの歌声や爪弾くギターの音色と、
仲間が共振する感覚のような一体感がいつもよりある。
音の扉の向こう側に入れたような気分だった。
新しい仲間とのコラボレーションや、
以前のバンド仲間とのカバー曲のキャッチボール。
柄にもなくセンチメンタルな気分に酔いしれて、
どっぷりのライブの夜に浸っていた。
※王様の耳はロバの耳(のりまきのブログ)
http://blog.livedoor.jp/norimaki/
ライブはいきなりの大音量で始まった。
少し緊張気味の初々しいサウンド。
――でも、それだからこそいい。
ショウはベース、アツシはギター。
AZULというちょっといかしたバンド名で、
甥っ子達がバンドをやっていることを最近知った。
そのバンドが2回目のライブを厚木のライブハウスでやると聞き、
それならと妻と次男のケンを引き連れて乗り込んだ。
浴衣姿のボーカルの女の子にタンクトップのドラマー、
4人編成のロックバンドは曲が進むにつれ、
サウンドが心地良く弾みだす。
ZARDやスピッツのカバーもあるが、オリジナルもある。
あいつらがなぁ……
甥っ子達の演奏に浸りながら、
思わず目頭が熱くなる。
アツシのギターソロからは懸命さが伝わり、
ショウのベースは思ったよりも安定感がある。
ボーカルの声も綺麗だし、ドラムもパワフルだ。
あいつらにとっての母親、僕にとっての妹も来た。
子供たちの演奏を見る母親はどんな思いなのだろうか。
30分の演奏時間はあっという間に終わった。
清々しいし、心地良かった……。
「ライブはいいな」とケン。
「思っていたより上手かったよ」と妻。
僕は甥っ子達が真剣になれるものを見つけたことが、
何よりも嬉しかった。
少し緊張気味の初々しいサウンド。
――でも、それだからこそいい。
ショウはベース、アツシはギター。
AZULというちょっといかしたバンド名で、
甥っ子達がバンドをやっていることを最近知った。
そのバンドが2回目のライブを厚木のライブハウスでやると聞き、
それならと妻と次男のケンを引き連れて乗り込んだ。
浴衣姿のボーカルの女の子にタンクトップのドラマー、
4人編成のロックバンドは曲が進むにつれ、
サウンドが心地良く弾みだす。
ZARDやスピッツのカバーもあるが、オリジナルもある。
あいつらがなぁ……
甥っ子達の演奏に浸りながら、
思わず目頭が熱くなる。
アツシのギターソロからは懸命さが伝わり、
ショウのベースは思ったよりも安定感がある。
ボーカルの声も綺麗だし、ドラムもパワフルだ。
あいつらにとっての母親、僕にとっての妹も来た。
子供たちの演奏を見る母親はどんな思いなのだろうか。
30分の演奏時間はあっという間に終わった。
清々しいし、心地良かった……。
「ライブはいいな」とケン。
「思っていたより上手かったよ」と妻。
僕は甥っ子達が真剣になれるものを見つけたことが、
何よりも嬉しかった。
久しぶりに音楽を聴いて涙が出ました。
決して悲しい歌ではないけれど、
今の自分の心に沁みました。
年老いたって
声が枯れたって
目が見えなくなったその時も
――作詞・作曲、大知正紘「手」より
息子と同年代の彼の歌が、
彼の父親のような年代の僕の心に沁みました。
決して悲しい歌ではないけれど、
今の自分の心に沁みました。
年老いたって
声が枯れたって
目が見えなくなったその時も
――作詞・作曲、大知正紘「手」より
息子と同年代の彼の歌が、
彼の父親のような年代の僕の心に沁みました。
あなたの歌声がCMデビューする!
2008年11月28日 音楽 コメント (2)
人の歌を聴いて、衝撃を受けたことが3回あります。
大学時代からの友人、のりまき君のライブに初めて行った時(格好良かった……)、
スター誕生のオーディションに出たと自慢する専門学校時代の級友、
山ちゃんの「傷だらけのローラ」を聞いた時(古っ)、
そして以前、このブログでも紹介したEyes’さんにストリートで出会った時――
こんな人たちに、是非チャレンジして欲しいオーディションがあります。
○ BBIQボーカルオーディション https://bbiq-audition.jp/
九州電力グループのBBIQ(ビビック)が、
プロアマ関係なく次回CMソングの歌手のオーディションをしています。
全国のカラオケDAMステーションとBBIQウェブサイトからエントリー!
歌に自信がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
詳しくは上記のアドレスをクリックして下さい。
なかなか面白いオーディションですよ。
歌はちょっとと言う方、もうひとつこのサイトにはお楽しみがあります。
「たった一枚のあなたの顔写真が歌いだす!」
たった1枚の顔写真を送るだけで、
あなたのプロモーションビデオPVができちゃいます。
ちなみに僕も長男の顔を無理やり拝借して作ってみました(笑)。
作成後3日間限定なのであしからず……
https://bbiq-audition.jp/#/demo/c2e377628e8683ec6db204171512899f2a8ab570/
皆さん、是非、是非遊んでみて、「よっしゃ!」と思ったら
ついでにオーディションにもチャレンジしちゃって下さいね。
○ブログPR
http://www.studio-woofoo.net/studio-woofoo-blog-pr-writer/
大学時代からの友人、のりまき君のライブに初めて行った時(格好良かった……)、
スター誕生のオーディションに出たと自慢する専門学校時代の級友、
山ちゃんの「傷だらけのローラ」を聞いた時(古っ)、
そして以前、このブログでも紹介したEyes’さんにストリートで出会った時――
こんな人たちに、是非チャレンジして欲しいオーディションがあります。
○ BBIQボーカルオーディション https://bbiq-audition.jp/
九州電力グループのBBIQ(ビビック)が、
プロアマ関係なく次回CMソングの歌手のオーディションをしています。
全国のカラオケDAMステーションとBBIQウェブサイトからエントリー!
歌に自信がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
詳しくは上記のアドレスをクリックして下さい。
なかなか面白いオーディションですよ。
歌はちょっとと言う方、もうひとつこのサイトにはお楽しみがあります。
「たった一枚のあなたの顔写真が歌いだす!」
たった1枚の顔写真を送るだけで、
あなたのプロモーションビデオPVができちゃいます。
ちなみに僕も長男の顔を無理やり拝借して作ってみました(笑)。
作成後3日間限定なのであしからず……
https://bbiq-audition.jp/#/demo/c2e377628e8683ec6db204171512899f2a8ab570/
皆さん、是非、是非遊んでみて、「よっしゃ!」と思ったら
ついでにオーディションにもチャレンジしちゃって下さいね。
○ブログPR
http://www.studio-woofoo.net/studio-woofoo-blog-pr-writer/
音楽は素晴らしいものだ / キンモクセイ
2008年8月26日 音楽 コメント (2)
いつだったか、
FW横浜から聴こえてきた曲。
なんとなく懐かしいメロディと言葉。
頭の中にこびりついたフレーズ。
「二人のアカボシ」――
あの高速道路の橋を
駆け抜けて 君連れたまま
2人ここから遠くへと逃げ去ってしまおうか
ずっと気になっていた曲の入ったアルバムを
この夏、偶然見つけました。
キンモクセイの全12曲のアルバム。
自分の青春の頃を思い出し、
ちょっと切ない気分になりました。
誰にでも、その人しか見えなくなってしまう時――
1回や2回ありますよね(笑)。
FW横浜から聴こえてきた曲。
なんとなく懐かしいメロディと言葉。
頭の中にこびりついたフレーズ。
「二人のアカボシ」――
あの高速道路の橋を
駆け抜けて 君連れたまま
2人ここから遠くへと逃げ去ってしまおうか
ずっと気になっていた曲の入ったアルバムを
この夏、偶然見つけました。
キンモクセイの全12曲のアルバム。
自分の青春の頃を思い出し、
ちょっと切ない気分になりました。
誰にでも、その人しか見えなくなってしまう時――
1回や2回ありますよね(笑)。
のりまきライブ・3月19日、鶴見ルージンにて
2008年2月29日 音楽某体育大時代からの友人ののりまき君――。
3年半ぶりに横浜鶴見でライブをやります。
最初に会った時「えっ、こいつが体育大なの」と思い、
体操の授業でハンドスプリングを見て「ん〜なるほど」と思い、
音楽をやっていると聴いて「ほんとかよ」と思った男。
今はフリーのレクリエーションワーカーとして、
レクリエーションの現場ではその名を轟かせる彼も、
昔からの薀蓄野郎の雰囲気は全くもって変わっていません(笑)。
人が大好きで、人と関わることが大好きなのりまき君。
デビュー寸前までいった音楽の実力もホンモノ。
お時間のある方は是非、いらしてください。
詳しくは「のりまき通信」を見てくださいね。
http://www1.ttcn.ne.jp/~norimaki/
3年半ぶりに横浜鶴見でライブをやります。
最初に会った時「えっ、こいつが体育大なの」と思い、
体操の授業でハンドスプリングを見て「ん〜なるほど」と思い、
音楽をやっていると聴いて「ほんとかよ」と思った男。
今はフリーのレクリエーションワーカーとして、
レクリエーションの現場ではその名を轟かせる彼も、
昔からの薀蓄野郎の雰囲気は全くもって変わっていません(笑)。
人が大好きで、人と関わることが大好きなのりまき君。
デビュー寸前までいった音楽の実力もホンモノ。
お時間のある方は是非、いらしてください。
詳しくは「のりまき通信」を見てくださいね。
http://www1.ttcn.ne.jp/~norimaki/
16年前――今の仕事になって間もない頃。
僕は偶然、歌手のNさんの記事を新聞で読みました。
歌うことへの純粋な思いが綴られていて、
僕はNさんのCDをすぐに買いに行きました。
その後、雨をモチーフにしたその歌は大ヒットします。
そして、昨日――
Nさんは横浜に新しくできたショッピング街の
小さなステージにすっと立ちました。
僕にとって初めてのNさんのステージです。
1曲目は僕が16年前に買ったCDの曲でした。
圧倒的な歌唱力と凛と張り詰めた空気。
もう、歌い終える寸前なのに、やり直すこだわり。
その後も最近出したカバーアルバムの曲を3曲とオリジナルを1曲。
難しい説明はいらないでしょう。
天から授かった声で一言一句丁寧に歌い上げるNさんに、
一緒に行った妻とその世界に引き込まれてしまいました。
こんなにも音と言葉を大切にする歌手はいるのだろうか。
本物のボーカリストとは、彼のことをいうのかもしれません。
※写真はライブ後のステージ前。
僕は偶然、歌手のNさんの記事を新聞で読みました。
歌うことへの純粋な思いが綴られていて、
僕はNさんのCDをすぐに買いに行きました。
その後、雨をモチーフにしたその歌は大ヒットします。
そして、昨日――
Nさんは横浜に新しくできたショッピング街の
小さなステージにすっと立ちました。
僕にとって初めてのNさんのステージです。
1曲目は僕が16年前に買ったCDの曲でした。
圧倒的な歌唱力と凛と張り詰めた空気。
もう、歌い終える寸前なのに、やり直すこだわり。
その後も最近出したカバーアルバムの曲を3曲とオリジナルを1曲。
難しい説明はいらないでしょう。
天から授かった声で一言一句丁寧に歌い上げるNさんに、
一緒に行った妻とその世界に引き込まれてしまいました。
こんなにも音と言葉を大切にする歌手はいるのだろうか。
本物のボーカリストとは、彼のことをいうのかもしれません。
※写真はライブ後のステージ前。
Eyes’〜ストリートの歌姫〜
2007年12月4日 音楽 コメント (6)彼女は歌い終わり、深々とお辞儀をした。
長い髪がふわりと揺れ、顔を上げると微笑む頬がかすかに膨らんだ。
11月23日、穏やかな祝日――。
海辺にある横浜ベイサイドマリーナは妻のリクエスト。
久しぶりに子供を置いて、妻と二人で買い物に出かけた。
休日のアウトレットモールは予想通り賑わっている。
子供連れが多い。愛犬を伴っての家族もいる。悪くない雰囲気だ。
「誰かライブやるのかな……」と妻。
中央の広場で歌い手らしい女性を中心に数人でリハーサルをしている。
それが誰だかはわからないが、そこには本番前の張り詰めた空気よりも、
緩やかな空気が漂っている。
1回目のミニライブは午後1時かららしい。まだ2時間ほどある。
僕らは用事を済ませてから、彼女のステージを見ることにした。
空を押し上げて 手を伸ばす君 五月のこと――
僕も知っている「ハナミズキ」が聴こえた。
彼女は澄んだ声で、一言一句を丁寧に歌い綴っている。
妻と僕は広場を囲むような二階の通路から、
彼女の歌を聴くことにした。
このWay ここから上 目指すところ唯一のWay
このWay ここから上 目指すゴール It’s may way
――「このWay」より
アップテンポの彼女の持ち歌だ。
ハンドアクションを教えられ、リズミカルにこなす妻の横で、
不器用に僕も挑戦する。
心地良い。リズムと言葉が心に沁みてくる。
時折、彼女と僕たちの視線が重なり、
彼女のステージを一緒に作っている感覚に襲われる。
4年前に福岡から上京してきた彼女。
ストリートで歌い続け、昨年CDデビューを果たした。
トークでは博多弁も混じるこの日のステージにも、
ストリートで培った親近感が確かにある。
自然に笑えるの そんな場所が
私のすぐ側で 輝く oh baby
――「Sweet baby」
少しゆっくりと揺れるように高い声が響き、僕らも揺れる。
ゆったりとした気持ちに誘ってくれるようだ。
「CD、買っていこうよ」
妻に声をかけ、階段を降り、ステージの横に向う。
スタッフの女性の横、彼女が一人ひとりに丁寧に握手をし、
CDにサインをする。
Eyes’――彼女が丸く柔らかく書く。
「ハンドアクションまでして戴いてありがとうございました!」
やはり、高く澄んだ声だった。
彼女は今もストリートで歌い続けている。
※歌詞引用
○ハナミズキ(作詞・一青窈、作曲・マシコタツロウ)
○このWay(作詞・Eyes’、作曲・K.Ginger)
○Sweet baby(作詞・Eyes’、作曲・K.Ginger)
長い髪がふわりと揺れ、顔を上げると微笑む頬がかすかに膨らんだ。
11月23日、穏やかな祝日――。
海辺にある横浜ベイサイドマリーナは妻のリクエスト。
久しぶりに子供を置いて、妻と二人で買い物に出かけた。
休日のアウトレットモールは予想通り賑わっている。
子供連れが多い。愛犬を伴っての家族もいる。悪くない雰囲気だ。
「誰かライブやるのかな……」と妻。
中央の広場で歌い手らしい女性を中心に数人でリハーサルをしている。
それが誰だかはわからないが、そこには本番前の張り詰めた空気よりも、
緩やかな空気が漂っている。
1回目のミニライブは午後1時かららしい。まだ2時間ほどある。
僕らは用事を済ませてから、彼女のステージを見ることにした。
空を押し上げて 手を伸ばす君 五月のこと――
僕も知っている「ハナミズキ」が聴こえた。
彼女は澄んだ声で、一言一句を丁寧に歌い綴っている。
妻と僕は広場を囲むような二階の通路から、
彼女の歌を聴くことにした。
このWay ここから上 目指すところ唯一のWay
このWay ここから上 目指すゴール It’s may way
――「このWay」より
アップテンポの彼女の持ち歌だ。
ハンドアクションを教えられ、リズミカルにこなす妻の横で、
不器用に僕も挑戦する。
心地良い。リズムと言葉が心に沁みてくる。
時折、彼女と僕たちの視線が重なり、
彼女のステージを一緒に作っている感覚に襲われる。
4年前に福岡から上京してきた彼女。
ストリートで歌い続け、昨年CDデビューを果たした。
トークでは博多弁も混じるこの日のステージにも、
ストリートで培った親近感が確かにある。
自然に笑えるの そんな場所が
私のすぐ側で 輝く oh baby
――「Sweet baby」
少しゆっくりと揺れるように高い声が響き、僕らも揺れる。
ゆったりとした気持ちに誘ってくれるようだ。
「CD、買っていこうよ」
妻に声をかけ、階段を降り、ステージの横に向う。
スタッフの女性の横、彼女が一人ひとりに丁寧に握手をし、
CDにサインをする。
Eyes’――彼女が丸く柔らかく書く。
「ハンドアクションまでして戴いてありがとうございました!」
やはり、高く澄んだ声だった。
彼女は今もストリートで歌い続けている。
※歌詞引用
○ハナミズキ(作詞・一青窈、作曲・マシコタツロウ)
○このWay(作詞・Eyes’、作曲・K.Ginger)
○Sweet baby(作詞・Eyes’、作曲・K.Ginger)
「お父さん、何で歌を選ぶの」
次男のケンが聞いて来ました。
「声? 曲?」
「なんだろうな……」
「お前は?」
「やっぱり詩なんだよね」
「ふ〜ん、そういえばお前、スピッツ好きじゃん」
「うん、曲の感じはみんな似てるんだけど、なんか良いんだよね」
「……ロビンソンぐらいは知ってるけど」
「おれ、チェリーがいいんだよね」
と言うわけでCDラックにあったスピッツのCDを聴いてみました。
なるほど、なるほど。
これには「チェリー」は入っていませんでしたけど、
「ありふれた人生」が気に入ってしまいました。
ありふれた人生を探していた
傷つきたくないから――「ありふれた人生より」
次男のケンが聞いて来ました。
「声? 曲?」
「なんだろうな……」
「お前は?」
「やっぱり詩なんだよね」
「ふ〜ん、そういえばお前、スピッツ好きじゃん」
「うん、曲の感じはみんな似てるんだけど、なんか良いんだよね」
「……ロビンソンぐらいは知ってるけど」
「おれ、チェリーがいいんだよね」
と言うわけでCDラックにあったスピッツのCDを聴いてみました。
なるほど、なるほど。
これには「チェリー」は入っていませんでしたけど、
「ありふれた人生」が気に入ってしまいました。
ありふれた人生を探していた
傷つきたくないから――「ありふれた人生より」
流れ星 ~Shooting Star~
2007年4月16日 音楽 コメント (4)
「いいねぇ、この歌」
テレビ神奈川では良く音楽番組をやっています。
何気なくリモコンを会わせた時に流れていた曲です。
ちょうどその時、次男と娘もいました。
「お前ら、これ知ってる」
即座に頷く子供ら。
アニメのナルトでも使われているとのこと。
空を見上げれば
星達がほら、瞬いている
この地球の 人達みたいに
様々な 光を放って――「流れ星〜Shooting Star〜」より
都会の空でも、稀に流れ星に出会うことがあります。
ほんとに一瞬、僕も自分勝手な夢を託してしまいます(笑)。
テレビ神奈川では良く音楽番組をやっています。
何気なくリモコンを会わせた時に流れていた曲です。
ちょうどその時、次男と娘もいました。
「お前ら、これ知ってる」
即座に頷く子供ら。
アニメのナルトでも使われているとのこと。
空を見上げれば
星達がほら、瞬いている
この地球の 人達みたいに
様々な 光を放って――「流れ星〜Shooting Star〜」より
都会の空でも、稀に流れ星に出会うことがあります。
ほんとに一瞬、僕も自分勝手な夢を託してしまいます(笑)。
大したことじゃくて、小さなことばかりですけど、
モヤモヤすることや、ちっちゃなイライラ多かった最近。
仕事の帰り、車の中でCOILのベストを聴きました。
久しぶりの「クルクルフェチ」――
床屋さんにあるあのクルクルに魅了されてしまった男の話。
ボーカルのサダちゃんの声とあいまって、なんともコミカル。
それとも何かの重大なメッセージソングなのか……?
いずれにしても、ちょっとイライラがほぐれました(笑)。
モヤモヤすることや、ちっちゃなイライラ多かった最近。
仕事の帰り、車の中でCOILのベストを聴きました。
久しぶりの「クルクルフェチ」――
床屋さんにあるあのクルクルに魅了されてしまった男の話。
ボーカルのサダちゃんの声とあいまって、なんともコミカル。
それとも何かの重大なメッセージソングなのか……?
いずれにしても、ちょっとイライラがほぐれました(笑)。
長男のCDラックにあった「チキンライス」が、
いつも気になっていました。
「ダウタウンか……」
手に取ると、ハマちゃんの歌で作詞はマッちゃん、
作曲は長男が好きな槇原敬之でした。
子供の頃たまに家族で外食
いつも頼んでいたのはチキンライス
豪華なものを頼めば 二度とつれてきては
もらえないような気がして
(チキンライスより)
大人になって、何でも頼めるようになっても、
CDのハマちゃんは――
「やっぱり俺はチキンライスがいいや」と歌います。
なんだか目頭が熱くなってしまうんです。
いつも気になっていました。
「ダウタウンか……」
手に取ると、ハマちゃんの歌で作詞はマッちゃん、
作曲は長男が好きな槇原敬之でした。
子供の頃たまに家族で外食
いつも頼んでいたのはチキンライス
豪華なものを頼めば 二度とつれてきては
もらえないような気がして
(チキンライスより)
大人になって、何でも頼めるようになっても、
CDのハマちゃんは――
「やっぱり俺はチキンライスがいいや」と歌います。
なんだか目頭が熱くなってしまうんです。
洋楽はあまり知らないのですが、
上田正樹が歌っているということで
なんとなく買ってしまった1枚。
昨晩の仕事の帰り、ただなんとなく聴いていました。
風に吹かれて、モナ・リザ、スターダスト……
僕の知っている曲もいくつかは入っています。
彼の「悲しい色やね」は僕が大学の頃のヒット曲。
このアルバムには入っていませんが、
大学時代の失恋を思い出す1曲です。
上田正樹が歌っているということで
なんとなく買ってしまった1枚。
昨晩の仕事の帰り、ただなんとなく聴いていました。
風に吹かれて、モナ・リザ、スターダスト……
僕の知っている曲もいくつかは入っています。
彼の「悲しい色やね」は僕が大学の頃のヒット曲。
このアルバムには入っていませんが、
大学時代の失恋を思い出す1曲です。
VOCALIST (初回限定盤DVD付)
2005年9月29日 音楽
久しぶりに徳永英明のCDを買いました。
女性ヴォーカリストたちのカバー曲ばかりのアルバムです。
精一杯、声を張り上げる徳永英明ではなくて、
語りかけるように静かに、女性の気持ちを歌い上げています。
「会いたい」「卒業写真」「時代」「秋桜」など……。
僕は「翼をください」がやけに心に残りました。
女性ヴォーカリストたちのカバー曲ばかりのアルバムです。
精一杯、声を張り上げる徳永英明ではなくて、
語りかけるように静かに、女性の気持ちを歌い上げています。
「会いたい」「卒業写真」「時代」「秋桜」など……。
僕は「翼をください」がやけに心に残りました。
ドヴォルザークを聴く
2005年6月21日 音楽このブログで知り合ったonliebnさんオススメの1枚を
カミサンと一緒に聴きました。
クラシックなんて僕の柄ではないのですが、
カミサンが高校時代に吹奏楽でやっていたので、
それではと、早速買って聴いてみました。
ケルテスの指揮によるドヴォルザークの交響曲第9番。
クラシック音痴の僕も知っている旋律もたくさんあって、
なかなか気持ちいい感じでした。
カミサンは第4楽章を演奏会でやったことがあるとのことで、
しばし想い出に浸っていました。
カミサンと一緒に聴きました。
クラシックなんて僕の柄ではないのですが、
カミサンが高校時代に吹奏楽でやっていたので、
それではと、早速買って聴いてみました。
ケルテスの指揮によるドヴォルザークの交響曲第9番。
クラシック音痴の僕も知っている旋律もたくさんあって、
なかなか気持ちいい感じでした。
カミサンは第4楽章を演奏会でやったことがあるとのことで、
しばし想い出に浸っていました。
次男のケンが久しぶりに欲しがって
お年玉で買ったオレンジレンジのアルバム。
僕はなんだか良くわからないのですが、
やけに乗りの良い曲が入っています。
そのケン、今日は昨年と同じ女の子からチョコを貰いました。
しかも手作り! 羨ましいやら微笑ましいやら。
ケンは今、4年生。僕が初めてチョコを貰ったのは…………。
ん〜、完璧に負けています(笑)。
お年玉で買ったオレンジレンジのアルバム。
僕はなんだか良くわからないのですが、
やけに乗りの良い曲が入っています。
そのケン、今日は昨年と同じ女の子からチョコを貰いました。
しかも手作り! 羨ましいやら微笑ましいやら。
ケンは今、4年生。僕が初めてチョコを貰ったのは…………。
ん〜、完璧に負けています(笑)。
言葉がチンプンカンプンなので(笑)、
洋楽はあまり得意ではないのですが、
自分にとってメロディがいい感じなのは聴いちゃいます。
サイモンとガーファンクルは特別好きではないのですが、
『Sound of Silence』よりも、『明日に架ける橋』は
静かに勇気付けられるようで好きです。
昔の曲にも良いのは結構あるもんです。
洋楽はあまり得意ではないのですが、
自分にとってメロディがいい感じなのは聴いちゃいます。
サイモンとガーファンクルは特別好きではないのですが、
『Sound of Silence』よりも、『明日に架ける橋』は
静かに勇気付けられるようで好きです。
昔の曲にも良いのは結構あるもんです。
ハトマメと言う曲が聴きたくて中学1年の息子のリョウが
初めて買ったアルバムです。
ちょっと聴いてみると、ふ〜んと言う感じ。
柔らかい歌声で、僕も聴いたことのある槙原敬之でした。
いつの間にか音楽に興味を持つようになって、
女の子の存在を気にするようになって、
少しずつ大人に近付いて行くんですね。
初めて買ったアルバムです。
ちょっと聴いてみると、ふ〜んと言う感じ。
柔らかい歌声で、僕も聴いたことのある槙原敬之でした。
いつの間にか音楽に興味を持つようになって、
女の子の存在を気にするようになって、
少しずつ大人に近付いて行くんですね。
1 2