母校にて

2014年4月9日 学校・勉強
25年前、脱サラして熱海にある専門学校の門を叩いた。

そして昨日―—母校の入学式に足を運んだ。

新入生のどの顔も初々しい。

自分は失っていないだろうか……
年は重ねても、心の皺は少しずつ刻みたい。

輝く瞳、こわばった頬……

桜散る春の日、失ってはいけないものに出会うことができた。
年に一度の母校の校友会――

運営に関わるようになって11年。
OBたちによる研修会があったり、
臨床家としての思いを語るシンポジウムもある。

無礼講の親睦会では学校長とふざけ合い、
たくさんの仲間たちと飲み語った。

それぞれの仕事の場で、
みんな悩みながらもベストを模索している。

刺激を受けた。
ずっとずっと勉強は続くんだ。
日曜、家族で買い物にでかけたついでに本屋に寄りました。
長男との会話。

「なんか欲しい本でもあるのか」
「オレ、漢検受けようと思ってるんだけど……」
「ふーん」

僕は今の教育制度が偏差値偏重の僕らの頃に比べて、
さほど悪いとは思っていません。

でも、長男が自分から漢検に挑むと言い出したのにはちょっとびっくり。
今の子どもは大変だと思いました。
英検も、漢検も、部活の成績も、委員会活動も……
内申に影響することを始めから意識させられています。

「まっ、何事も経験だからな」
当たり障りのないことしか言えない父親もちょっと情けないですね。
「スピーチガンバって」
からかい半分の次男に励まされて、母校の卒業式に行ってきました。

鍼灸マッサージ師を目指す後輩たちの卒業式には、
立場上、このところ、毎年出席しています。

卒業生たちを見ていつも飛び込んでくるのはその眼差しの初々しさ。
自分が失ってはならないものを、いつも後輩たちから感じています。

スピーチの方は、ちょっと緊張しながらも無難に短く。
お互い頑張ろうと、精一杯の気持ちを込めました。
新聞の地域欄に公立高校の受験の競争率が出ていました。

1.01倍……

志望者数と合格予定者数からすると1人しか落ちない。
相変わらずの競争率の低さに思わず苦笑です。

たまたま知り合いの中学の先生からその理由が聞けました。

「あそこは校舎が古いから。それに学食もないし、昔のままですからね」

確かにその先生がいうように、家の近くにある母校は、
僕がいた頃の25年ぐらい前から変わっていません。

今の子供は結構、設備や外観を気にするようです。

母校の校舎も僕の頭も一緒のようです(笑)。

校友会

2004年6月17日 学校・勉強
今度の日曜、僕が卒業した鍼灸マッサージ系の専門学校の校友会があります。
僕は年に1度のお祭みたいなものと思っているのですが、
他の役員や理事たちはそうでもないようです(笑)。

さて今回、講演会をやっていただくお二人は、
学校の教員で昨年のウインブルドン、
森上選手のチーフトレーナーとして帯同した金子先生、
そしてここでも何回かご紹介した大阪の川谷さん。
どちらも楽しみな話が聴けそうです。
川谷さんからは昨日やる気満々のメールを戴きました。
ちなみに川谷さんはテニスインストラクターでもあり、
今年の校友会はテニス絡みです。

熱海までお2人の話が聴きたいと言う方はどうぞ僕までご連絡くださいね。

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