男たちのゲームセット―巨人・阪神激闘記
2004年7月17日 読書
巨人がV9を目指したシーズン、
小学生だった僕は根っからの阪神ファンでした。
強いものが大嫌いで、巨大な力に1人立ち向かった行くような江夏に僕は憧れていました。
要は完璧なアンチ巨人だったわけです(今は違います)。
この作品は山際氏の晩年の作品、
その当時の選手の諸々が描かれているノンフィクション。
残り2試合のうち、1勝すれば、阪神優勝でしたが……。
中日戦を江夏で落とし、最終戦の巨人との戦いを9対0で惨敗。
その年、20勝を上げた上田二郎が脆くも打ち崩されました。
学校から帰ってきてテレビをつけると9対0。
昭和60年まで夢は夢のままでした。
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