デビュー戦

2005年2月18日 スポーツ
「羽生さん、土曜日来れますか」
「仕事で行けないんですよね」
「羽生さんは追っかけサポーターだからきっと楽しみにしているだろうなって、
みんなで話していたんですよ」
「そうなんですよね、残念です」

長男のリョウが陸上部の傍ら、しぶとくやっているサッカー、
そのジュニアユースのクラブのデビュー戦が明日の土曜日に組まれました。
ヘッドコーチの木須コーチとは、親しくさせてもらっていますが、
木須コーチ自身がこの日が来るのを待ち焦がれていたと思います。
昨夏、フットサルデビューは果たしたクラブ、
いよいよ明日はフィールドデビューです。

熱帯夜の夏も、凍えるような真冬の夜も、
サッカーを通じて真っ直ぐに子供たちと向き合ってきた木須コーチ。
たった4人だけのクラブ員が今では試合ができるまでに増えました。

一昨年の秋から冬にかけて、僕は取材で何度も練習に足を運びました。
時には一杯やりながら彼の思いに耳を傾けました。
彼の指導を見ることも、彼の話を聞くことも心地良い時間でした。

できあがった作品の評価は決して芳しくありませんでしたが、
僕自身の思いが彼の口から語られているような作品でした。
まぁ、それがあかんかったのかもしれませんけどね(笑)。

彼はこう言います。
「チームはコーチが作るものじゃないんです」

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