和歌山のくまの書房から、1冊の絵本が送られてきました。
「せかいのひとびと」(ピーター・スピアー えとぶん、松川真弓 やく、評論社)

アダムとイブのシーンから始まるこの絵本は、
世界に住むたくさんの人たちの違いを描き出します。
ホッとする絵もあれば、ちょっとドキッととする絵もあります。

肌のいろ、鼻の形、家、仕事、宗教、文字…………

違うことを知ること、違うことを認め合うこと。

作者のスピアーは最後の方でこう語ります。

『あるひとは 自分と ちがっている というだけで
 よその人たちを きらう。そんなことって おかしいよ。
 その人たちは 自分たちだって ほかの人から 見れば
 ちがっているって ことを わすれているんだ』
※「せかいのひとびと」より引用

コメント

nophoto
のりまき
2006年2月14日21:57

違っているから嫌うのではなくて、
違っているから畏れるのでしょうね。
そういう風にプログラミングされているのでしょう。
そういった脳の働きや進化理論を知ることで、
人と人が分かり合うまではいかなくても
争いを避けることができるかもしれない、と思います。

羽生遊
羽生遊
2006年2月15日22:25

のりまきくんへ
聞く耳を持って、違う意見をぶつけ合ったりするのは僕はOKだと思うんだよね。例え答えがでなくてもね。
脳の働きや進化論を知ることも確かに大事かもしれないけど、違うことをもっとシンプルに感じればいいんじゃないかな……
人の心の奥底の自然な思いとして。

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