子供たちをほっといて、
何年かぶりに夫婦で野球観戦に行きました。

日曜の横浜スタジアム――横浜対オリックス

内野自由席の一番高いところ、
手すりと後ろの看板に傘を引っ掛けて、
即席の指定席を作りました。

配球を読みながらの僕。
「佐伯、しっかり走ってよ」とカミサン。

熱烈に応援するでもなく、
ぼんやりと眺めるでもなく、
のんびりと日曜の午後の野球観戦。

ここに来て、グラウンドにいる選手たちを
羨ましいと思う時もありました。
でも、今はそんな思いはありません。

40歳も半ばになり、やっと自分のグラウンドが、
見つかったのかもしれません。

コメント

naochan
naochan
2007年6月27日16:01

と言う事は、元プロ野球選手を目指されておられた?って
ことですか?

理解力が低いのですみません。

羽生遊
羽生遊
2007年6月29日8:57

naochanさんへ
すみません。全くの説明不足です(笑)。

30代の頃、横浜スタジアムに行って、
グラウンドで走り回る選手たちを
いつも羨望の眼差しで見つめていました。

少年の頃の夢を体現できて、
大好きな野球で飯を食ってるんだなと。

振返って自分はどうなんだと、いつも考えていました。
僕の仕事や生き方は彼らと同じだろうか、と。

そんなモヤモヤを抱えていた30代を過ぎ、
40代になった時、そのモヤモヤが少しずつ晴れていきました。

先週、久しぶりに横浜スタジアムに行った時に、
昔のような羨望の眼差しを選手に送ることはありませんでした。

でも……、ただ年をとっただけかもしれませんね(笑)。

naochan
naochan
2007年6月29日18:54

あら、そうだったんですか。
すみません。勝手な解釈をして。

「好きな事を仕事に出来ていいね」コレは良くだんなさんが
人から言われる言葉です。

元々公務員を辞めて大学に行き、
それから、美術の専門学校に行きなおし、
それ系の会社に就職し、ここで結婚。
現在までキャリアアップを繰り返し
そのたびに妻は・・・でした。

人は、それぞれ歩む道のりの中で、それぞれの
苦しみ、喜びを味わうんでしょうね。

現にだんなさんも、好きな事も仕事になると
逆にこだわりきれない部分があって、ソレがストレスになる。
と話していました。

羽生遊
羽生遊
2007年6月30日8:35

naochanさんへ
ご主人のこと、大変参考になります。
好きな道だからこその苦しみ、辛さがあることも、
良くわかりました。
その陰で支える家族の努力があることも、です。

先日、ハマスタで選手たちを眺めていた時、
彼らなりの辛さもあるんだろうとも思っていました。
また、あの舞台に辿り着けない
大多数の人たちがいることもです。

僕も自分で選んだ道を、
もっともっと噛み締めて行きたいと思います。
大変有意義なお話、ありがとうございました。

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