12日の土曜――
リーグ戦を勝ち抜いた決勝トーナメント。
弟のケンは公式戦で初めてのスタメン出場を果たすが、
チームは0−0のあとPK戦の末、負ける。
「俺が点をとらなきゃ……」
兄のリョウは冬季市大会の1回戦。
チームは勝ったものの、本人はベンチのままだった。
「勝ったよ……でも、出ていない」
翌日――
試合のはずだったケンはチームメートと共に練習をして、
何人かで国立へ高校サッカーの決勝を見に行く約束をする。
リョウは2回戦の後半から出場。
チームはまた勝ったが本人は「何もできなかった」らしい。
2人とも、昨日から少しだけ成長した。
リーグ戦を勝ち抜いた決勝トーナメント。
弟のケンは公式戦で初めてのスタメン出場を果たすが、
チームは0−0のあとPK戦の末、負ける。
「俺が点をとらなきゃ……」
兄のリョウは冬季市大会の1回戦。
チームは勝ったものの、本人はベンチのままだった。
「勝ったよ……でも、出ていない」
翌日――
試合のはずだったケンはチームメートと共に練習をして、
何人かで国立へ高校サッカーの決勝を見に行く約束をする。
リョウは2回戦の後半から出場。
チームはまた勝ったが本人は「何もできなかった」らしい。
2人とも、昨日から少しだけ成長した。
コメント
すごく父性愛を感じます。
悔しさってホント、成長のバネになるんですよね。
そこには、試合前より確かに成長した少年達の姿がありました。
サッカーを通して、人生を学ばしたい。。。どこかの監督が言った言葉を思い出します。
自分もそうでしたけど、
成功体験って案外少なくて、
失敗や挫折は星の数ほどあります。
ちょっとオーバーですかね(笑)。
そんな悔しい経験もnaochanさんがおっしゃるように
後になってみれば自分に必ず返って来る。
45年生きて来て、僕もそんな風に思います。
僕もその番組をボロボロ泣きながら見ました。
スポーツには必ず勝敗がありますが、
負けて学ぶことはたくさんありますよね。
賛否両論がある部活動ですが、
しっかりとした指導者のもと、
その本質を見失わなければ、
得るものはたくさんあります。
あの試合後のロッカールームを見て、
僕もそんなことを感じていました。
次男は国立で藤枝東を応援していたようです。
僕らもテレビで応援していました。
結果は残念でしたが、
自分たちのスタイルに拘ったサッカーは、
見ていて清々しいものがありました。