12日の土曜――

リーグ戦を勝ち抜いた決勝トーナメント。
弟のケンは公式戦で初めてのスタメン出場を果たすが、
チームは0−0のあとPK戦の末、負ける。

「俺が点をとらなきゃ……」

兄のリョウは冬季市大会の1回戦。
チームは勝ったものの、本人はベンチのままだった。

「勝ったよ……でも、出ていない」

翌日――

試合のはずだったケンはチームメートと共に練習をして、
何人かで国立へ高校サッカーの決勝を見に行く約束をする。

リョウは2回戦の後半から出場。
チームはまた勝ったが本人は「何もできなかった」らしい。

2人とも、昨日から少しだけ成長した。

コメント

naochan
naochan
2008年1月16日18:58

少し離れた所から冷静に見つめておられるのが
すごく父性愛を感じます。

悔しさってホント、成長のバネになるんですよね。

メイ
メイ
2008年1月16日20:47

カメラが見た選手権の戦いを終えたロッカールーム。

そこには、試合前より確かに成長した少年達の姿がありました。

サッカーを通して、人生を学ばしたい。。。どこかの監督が言った言葉を思い出します。

羽生遊
羽生遊
2008年1月17日16:56

naochanさんへ
自分もそうでしたけど、
成功体験って案外少なくて、
失敗や挫折は星の数ほどあります。
ちょっとオーバーですかね(笑)。

そんな悔しい経験もnaochanさんがおっしゃるように
後になってみれば自分に必ず返って来る。
45年生きて来て、僕もそんな風に思います。

羽生遊
羽生遊
2008年1月17日17:55

メイさんへ
僕もその番組をボロボロ泣きながら見ました。
スポーツには必ず勝敗がありますが、
負けて学ぶことはたくさんありますよね。

賛否両論がある部活動ですが、
しっかりとした指導者のもと、
その本質を見失わなければ、
得るものはたくさんあります。

あの試合後のロッカールームを見て、
僕もそんなことを感じていました。

次男は国立で藤枝東を応援していたようです。
僕らもテレビで応援していました。
結果は残念でしたが、
自分たちのスタイルに拘ったサッカーは、
見ていて清々しいものがありました。

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