早朝、もそもそ起きると長男のリョウ――

「今日、送っていってもらおうかな……」
「……ああ」
眠たい目をこする。
あいつから送ってくれというのは滅多にないことだけど、
だからと言って、何があるわけでもないだろう。

「コンビニ寄っていってもらっていい?」
「わかった」

自分の高校での練習試合。
少し早めに行って、試合の準備をするらしい。

朝の6時半、長男と2人で家を出る。
空いた道、他愛もない話をしていると
コンビニに寄ってもあっという間に学校へと着いた。

帰り、1人で違う道で家へと向う。

なんのことはない、休日の朝。
なんとなくだけど、悪くはない気分だった。

コメント

naochan
2008年11月26日12:26

息子と父親、不思議な空気でしょうね


うちも息子は、めったに父親に送ってくれとは言いませんね。

未だに・・・・・

リョウ君、きっと素直ないい子なんでしょうね

羽生遊
2008年11月27日9:32

naochanさんへ
子どもが小さい頃のようなわけにはいかず、
息子と2人だけになると、家族みんなでいる時とは違いますね。

今回は珍しく送ってくれと言われましたが、
こんなさりげないひと時の中に、
ささやかな幸せがあるのかもしれません。

nophoto
2008年12月4日19:51

久ぶりにコメ書かせていただきます。自分も携帯のプロフはじめたんでよかったら見てください。サイトは前に諒君に送りました。

羽生遊
2008年12月6日9:32

翔へ
進路が決まってホッとしているところだろうけど、
あんまり羽目を外し過ぎないようにな(笑)。
プロフは今度、見ておくよ。

それと来シーズンもベアーズで頑張ってもらうので、
冬場の走り込みをしっかりとやっておくように。
じゃ、またな。

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