真っ青な空に向って
11日の日曜、冬晴れの湯河原。
関東近郊のクライマーが集う幕岩というスポットがある。

娘のユイの今年初めてのアウトドアクライミング。
先生に仲間の男の子と女の子、2人のお母さんと僕。
思いの外、温かい陽射しに上半身裸で登るクライマーもいる。

強いクライマーになりたい――

そんな思いを胸に持つユイ。
今は強さの意味など、深く考えなくてもいい。
ただ、父親としてこれだけは伝えたい。
強さには多くの意味があるということを。

この日、ユイは黙々と岩と戯れた。
時に笑い、時に悔しがっていた。

それでいいと思う。
真っ青な空に向って、登っていけばいいと思う。

コメント

naochan
2009年1月15日10:15

寒い中、お疲れ様でした。
お写真がそうでしょうか?

すごい絶壁なんですね。

山登りに共通するものがあるのでしょうか。

高い所は苦手な私には理解できないのです。

でも、羽生遊さんの文章から広い青空に向かう気持ちは
すごく伝わってきました。
到達したら気持ち良いんでしょうね。きっと。

羽生遊
2009年1月16日11:17

写真はその日、最初に登った岩で、
比較的登りやすいグレードのものです。
とっいっても、僕では全然無理ですけどね(笑)。

確かに高いところの苦手な人には無理だと思います。
長男などは「絶対やらねぇ」って言ってます(笑)。

今回、ユイが登った岩の頂上からは、
光が降り注ぐ、伊豆の海が見えたとのことです。

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