柱時計の下にいます――
鶴見駅のホームにいるとタケからのメールがあった。

1月に会った大学時代からの友達のゴウ、マル、のりまき。
大分のゴウが出張で上京することもあって、
またみんなで会うことになった。

JR川崎駅改札、午後7時。
人ごみの中に少し貫禄がついたタケの笑顔があった。
ゴウ、マルとも合流し、雑踏の中を、
学生のように4人で話ながら目的の店へと歩く。

待ち合わせの店の近くに、のりまきがいた。
40半ばには見えない風体。
講義を終えた級友のようにすっと輪に入る。

乾杯をして、中華料理を摘む。
律儀なゴウが大分の土産を酔っ払わないうちにとみんなに配る。

飲んで語りながら、すっかり昔の戻っている自分がいる。
ここで用事があるマルとは別れ、
強引に地元の鶴見へと3人を引き連れていく。

時々立ち寄る先輩の店。
4人で肩を並べて、それぞれ好みの酒を飲む。
語るタケ、頷くゴウ、居眠りののりまき。
夜が更け、心地良い酔いが体に沁みた。

コメント

naochan
2009年3月23日8:12

いいなぁ~~。
本当に放課後のようですね。

今朝メールチェックしたら、高校時代の友人がメールをくれていました。
毎年、忘年会をしていた仲間です。

ふと、会いたくなりました。

羽生遊
2009年3月23日23:36

naochanへ
本当に楽しいひと時でした。
出会ってから20数年経っている仲間たちですが、
変わらないものがあることを改めて感じました。

高校時代のご友人と、是非会ってくださいね。
きっと最高の時間になるはずです。

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