「おい、おい」
裏口から買い物帰りの妻を呼びました。
透き通った羽と抜け殻にしっかりと掴まる足。
良く見るともぞもぞと足を動かしています。
隣の家の柵で一匹の蝉が、
飛び立つまでの大切な時間を過ごしていました。
娘と長男、母親も呼び出して蝉観賞。
そして夜、刻々と茶色の羽に変わる蝉。
明日の朝には、もうその場にはいないのかもしれません。
裏口から買い物帰りの妻を呼びました。
透き通った羽と抜け殻にしっかりと掴まる足。
良く見るともぞもぞと足を動かしています。
隣の家の柵で一匹の蝉が、
飛び立つまでの大切な時間を過ごしていました。
娘と長男、母親も呼び出して蝉観賞。
そして夜、刻々と茶色の羽に変わる蝉。
明日の朝には、もうその場にはいないのかもしれません。
コメント
長い間、土の中にいた蝉がひと夏を過ごす。
やはり空を飛びたいのか、それとも土の中が幸せだったのか。
人間には蝉の気持ちはわからないでしょうね。
本日朝、蝉は抜け殻だけになっていました。