山の国だな――
群馬に来るといつも思います。
目の前にいる父親はここで生まれ、ここで育った。
父親は一旗上げようと都会に来て、
一旗上げて、田舎に戻り
今はたった1人、悠々自適に暮らしています。
結局、追いつけなかったな――
父親の背中を追いかけて、
追い越そうとした時もありました。
でも、それが無理だとわかった時、
初めて自分の道が見えたのかもしれません。
炬燵で差し向かい、ただ言葉を交わす。
気取ることもなく、飾ることもなく。
群馬に来るといつも思います。
目の前にいる父親はここで生まれ、ここで育った。
父親は一旗上げようと都会に来て、
一旗上げて、田舎に戻り
今はたった1人、悠々自適に暮らしています。
結局、追いつけなかったな――
父親の背中を追いかけて、
追い越そうとした時もありました。
でも、それが無理だとわかった時、
初めて自分の道が見えたのかもしれません。
炬燵で差し向かい、ただ言葉を交わす。
気取ることもなく、飾ることもなく。
コメント
私と父、弟と父、義父とだんなさん、どの関係も
昇華できずに、親を亡くしました。
今でも、父にお願いしています。
母と息子のことを。
ええかげんにせな、と思いつつ・・・・
うちは自営業なので、
幼い頃からいつも父親が家にいて、
良くも悪くも父親を意識していました。
勿論、反発したこともあるし、
父親のようにはなりたくないと、
思ったこともありました。
時を経て、自分も子の親となり、
父親の気持ちが少しはわかるようになったのかも知れません。
親子の関係って、昇華するのは難しいですよね。
良くありたい、良くしようと、
思うことで十分なのかも知れませんね。