「それで福島さん、野党になったとして、
 普天間基地の県外や国外移設は、
 もっと難しくなったのではないでしょうか?
 同じ野党の自民党やみんなの党は、
 辺野古移設容認なんですよ」

昼のワイドショー、ゲストの作詞家や政治ジャーナリストが、
社民党の福島党首の行動をお祭り騒ぎのように賞賛する中、
女性アナウンサーのOさんがしっかりと静かに問い質した一言は、
福島党首にとっては強烈なカウンターパンチだったろう。
Oさんのコメントや質問は局アナにあって、真理を突くことが多い。

元々、普天間基地の県外国外移設を考えているのは、
社民党のほかは民主党と共産党だけと言っていい。
もし、本当に社民党が県外国外移設を真剣に考えるなら、
時間がかかっても与党に留まり、
その道を模索するしかほとんど道はないだろう。

それが、なぜ今離脱なのか――

アナウンサーのO氏の本音の一言に、
明確に答えられなかった福島党首――。

全ての答えはそこにあると僕は思う。

コメント

おふく
2010年6月1日1:54

羽生遊さん、こんばんわです。

”がむしゃら”
というイメージを今回の社民党に思いました。
(いい意味ではなく。)

「こうしたい」という、具体的な意図も示さずに反発しまっくった、社民党の末路・・・

叩けば、まだまだホコリが出てきそうですね。

羽生遊
2010年6月1日22:33

おふくさんへ
こんばんは。
アメリカが絡んだ防衛や軍備の問題はややこしくて、
一筋縄ではいかないのが現実です。

それでもゴールは多分決まっています。
戦争はしたくない、軍隊もない方がいい。
そう思っている人が圧倒的に多いはずです。

今回の社民党の方法は見逃されるボール球の剛速球を
投げたようなものだと思います。
この問題は諦めずにスローボールのストレートを、
投げ続けることだと思います。

例えばこの間、おふくさんが原爆の話題に触れたようにです。
僕もゆるりとスローボールを投げ続けていこうと思います。

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索