土曜の夜の横浜は若者でごった返していた。

バドミントンを通じて繋がっている同期の仲間と後輩――
幹事役のキンちゃんと後輩のK子の計らいでの飲み会だった。

もうそれぞれに家庭があり、大切なものがある。
それでも、共に汗をかいた経験は、
齢をとっても色褪せないものだ。

酒が進み、話も進むが、
だからと言って昔話だけでないところもいい。
それぞれの今、それぞれの子供……

駅でそれぞれの方向に別れ、またなと手を振る。
同じ方向のYと後輩が途中で降り、一人になる。

どうしてか、家族の顔が頭に浮かんだ。

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