「リョウ、なんか白い」
夏休みで帰って来た長男に向って妻が言った。
学校と下宿先の往復、思いの外大変だった勉強に、
リョウの外出の機会は少ないらしい。
部活を終えた次男がちょうど帰って来た。
「おーっ!」
リョウがケンの黒さにびっくりした。
サッカーグラウンドで浴びるこの夏の陽射しは鋭く熱い。
久しぶりの兄に照れ加減のケン。
白と黒のコントラストが、
なんとも珍妙で微笑ましかった。
夏休みで帰って来た長男に向って妻が言った。
学校と下宿先の往復、思いの外大変だった勉強に、
リョウの外出の機会は少ないらしい。
部活を終えた次男がちょうど帰って来た。
「おーっ!」
リョウがケンの黒さにびっくりした。
サッカーグラウンドで浴びるこの夏の陽射しは鋭く熱い。
久しぶりの兄に照れ加減のケン。
白と黒のコントラストが、
なんとも珍妙で微笑ましかった。
コメント
そして、それぞれが一生懸命、青春しているって感じがして
羨ましいです。
その兄が走るフィールドは今は変わりました。
弟は兄が成し遂げずに終ったものを掴むべく、
日々真っ黒になっているようです。
僕と息子らとの距離は少しずつ離れていきますが、
それが親子の関係というものなんでしょうね。