この2月に亡くなったんだ――

電話からのSさんの言葉が身に染みた。
80歳のSさんに5歳年上の奥さん。
Sさんはいつも夫婦仲良くうちに来てくれていた。

Sさんはうちに来ると奥さんとの思い出を語り、
お気に入りの写真を見せてくれた。

夫婦円満、おしどり夫婦、
Sさん夫婦はそんな言葉がぴったりだった。

お子さんはいない。
でも、夫婦2人での思い出は山ほどある。

家にはいつもYがいるから――

その言葉にも温もりが溢れている。
最愛の妻はいつもSさんの傍にいる。

コメント

naochan
2010年10月24日14:27

今までは、自分からはかけ離れた世界の出来事でした。
でも、今は、自分の行く末に見えるその出来事を
とても近しく感じ、そして、その事を知った時に、
我が事と思える年齢になってきました。

Sさんをいつも奥様は見守っておられますね。合掌

羽生遊
2010年10月25日17:01

naochanへ
ご夫婦でお知り合いの方は何組かいますが、
Sさんご夫妻のことはいつもお手本としていました。
自然に寄り添い、自然に助け合い、
いつまでも相思相愛のカップルでした。

たくさんの思い出が1人になった時の力になると、
どこからか聞いたことがあります。
1人で来たSさんは悲しみを心の中に秘め、
笑顔でたくさん話してくれました。

人生の先輩たちには教えられることがたくさんありますね。

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