甥っ子のショウが久しぶりにうちに来た。

大学4年のショウは就職を間近に控え、
来月には勤務先の兵庫へと旅立つ。

野球が大好きで子供の頃は白球を追い続け、
大学ではバンドに目覚め、ギターを奏でていた。

就職に際してはそれなりにもがき、
最終的に選んだ仕事は高齢者福祉に関わることだった。

「不安じゃないか?」
「なんか、まだ実感がないんだよね」

ショウは誰に似たのか、楽天的なところがあり、
幼い頃から人懐っこかった。
それが自ら選んだ仕事でもきっと活かされることと僕は思う。

帰りの車の中――

幼かったショウの横顔を思い出す。

変わっていないなと思う。
ずっと変わってくれるなと思う。

頑張れ、ショウ。

コメント

naochan
2013年2月23日21:22

可愛いですよね。甥っ子君

新しい人生の一歩にエールを送りたいです。

私にも気になる甥っ子が居ます。
毎朝、息子の事を案じると同様に、甥っ子の事も
案じています。
きょうも、一日、幸せでありますように。と。

羽生遊
2013年2月26日9:52

naochanへ
甥っ子へのエール、ありがとうございます。
生まれた頃から成長を見てきた甥なので、
その旅立ちには少し感慨深いものもあります。

naochanの甥っ子さんも、
きっとnaochanの案ずる思いを感じているでしょうね。

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