毎週の夜の仕事――
娘のクライミングの練習帰りと重なり、
田園都市線の市が尾駅で待ち合わせをする。
車から大きなリックを背負う小さな娘が見えた。
小学校3年で始めたクライミングも、
かれこれ8年になる。
「疲れたー」
車に乗り込んでの開口一番、
好きなことで疲れ果てるのは
若者の特権のひとつだろう。
道すがらファーストフード店が見えた。
「お腹、空いてるか?」
間髪をいれずに頷く娘。
「家に帰ってご飯も食べるから、ほどほどにする」
真っ直ぐな道、
数える程の車、
アップルパイを頬張る娘。
帰って一杯飲みたい気分になっていた。
娘のクライミングの練習帰りと重なり、
田園都市線の市が尾駅で待ち合わせをする。
車から大きなリックを背負う小さな娘が見えた。
小学校3年で始めたクライミングも、
かれこれ8年になる。
「疲れたー」
車に乗り込んでの開口一番、
好きなことで疲れ果てるのは
若者の特権のひとつだろう。
道すがらファーストフード店が見えた。
「お腹、空いてるか?」
間髪をいれずに頷く娘。
「家に帰ってご飯も食べるから、ほどほどにする」
真っ直ぐな道、
数える程の車、
アップルパイを頬張る娘。
帰って一杯飲みたい気分になっていた。
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