「こんなの初めてだな」

先週土曜、群馬の父が心配になり、連絡をとった。
腰まで浸かる一面の雪。

「炬燵でくるまってるよ」と父は笑った。

全国各地での雪の被害が凄まじい。
命に関わる被害から、暮らしに関わる被害まで様々だ。
小さな被害ではあるが、少し高台にあるうちも、
土曜は全く仕事にならなかった。

先日の夜のニュース――
ヘリコプターで物資を運ぶ、コンビニが紹介されていた。
道路を寸断された地域にとっては有難い話だと思う。

それと同時にその映像に少しだけ違和感を覚えた。

災害に弱い暮らしは昔からだったのだろうか……

人の暮らしに必要なものとは、自然と共に暮らすこととは、
降り積もる雪を見ながら、改めて考えてみた。

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