庶民の目を持つ人・都知事選報道から
2016年7月26日 エッセイ前知事の不祥事を受けて、東京都知事選挙があります。
先日、たまたま見ていたテレビで良く紹介される3人の選挙活動の様子が報じられていました。
大手メディアや報道の取り扱い方を注視していると、誰を推しているのかは、はっきりとわかるのですが、今回の報道ではその3人の人柄がよくわかるようでした。
前衆議院のKさんは、人がたくさん集まるターミナル駅の周辺のいくつかを、大勢のスタッフを引き連れて、身振り手振りで演説をしていました。追っかけの人たちや知名度ゆえに足を止めた大勢の人たちに囲まれて、得意満面の表情でした。
官僚出身で元岩手県知事のMさんは、政権党の後援者たちが集まる公会堂や体育館で、たくさんの支持者を集めて、熱弁をふるっていました。政権党が長きに渡って培って来た地盤を活用し、都議会議員の応援も受け、テンションを上げていました。
そして、もう一人。元アンカーマンのTさんは首都圏から遠く離れた伊豆大島に降り立っていました。少数のスタッフと共に、それほど多くもない住民の前で、訥々と自分の訴えを静かに語っていました。その目にぎらぎらしたものはありません。
もちろん、選挙ですからイメージ戦略もあれば、メディアを意識した選挙活動と言うこともあるでしょう。でも、この時の3人の様子を見ながら、庶民の目に近い人は誰なのか、都民の傍らに寄り添える人なのは誰なのか、はっきりと分かった思いでした。
先日、たまたま見ていたテレビで良く紹介される3人の選挙活動の様子が報じられていました。
大手メディアや報道の取り扱い方を注視していると、誰を推しているのかは、はっきりとわかるのですが、今回の報道ではその3人の人柄がよくわかるようでした。
前衆議院のKさんは、人がたくさん集まるターミナル駅の周辺のいくつかを、大勢のスタッフを引き連れて、身振り手振りで演説をしていました。追っかけの人たちや知名度ゆえに足を止めた大勢の人たちに囲まれて、得意満面の表情でした。
官僚出身で元岩手県知事のMさんは、政権党の後援者たちが集まる公会堂や体育館で、たくさんの支持者を集めて、熱弁をふるっていました。政権党が長きに渡って培って来た地盤を活用し、都議会議員の応援も受け、テンションを上げていました。
そして、もう一人。元アンカーマンのTさんは首都圏から遠く離れた伊豆大島に降り立っていました。少数のスタッフと共に、それほど多くもない住民の前で、訥々と自分の訴えを静かに語っていました。その目にぎらぎらしたものはありません。
もちろん、選挙ですからイメージ戦略もあれば、メディアを意識した選挙活動と言うこともあるでしょう。でも、この時の3人の様子を見ながら、庶民の目に近い人は誰なのか、都民の傍らに寄り添える人なのは誰なのか、はっきりと分かった思いでした。
コメント