3.11から6年が経過しました。
当事者ではない僕がこのことを書く権利はないのかもしれません。

ただ、テレビで報道される被災地の今を見ていて、
なんとも言えない違和感が出てくる時があります。

本当の復興って――

原発事故も津波も、何もかもなかったことにして、
事を運ぼうとしている人たちがいるような気がします。

被災地には確実に僕らの住む街と同じく、
家族がいて、コミュニティーがあって、生活があったはずです。

それを全て0にして前を向こうとすることは、
どんなに時間があっても、とても難しいことのように思います。

本当の復興って何だろう――

コメント

naochan
2017年3月11日18:16

違和感。ぬぐえませんね。私もそう思います。

ただ、個人的には何も出来ないと思わずに、
東北産の商品を買ったり、
東北への観光をと、考えたりしています。
一人一人が少しずつ出来ることを。
そう思った6年間だったと思います。

先日、テレビで、復興のために、福島のお米を買おうとしたが、
結局、減っていないのをみて、ためらったと言うタレントが居ました。

いじめの問題やら、遺族の立場やら、目に見えない、私の知らない問題が
まだまだ、山積みだと思います。

まだ、見つかっていない子どもさんの遺品を探している方や
放射能で入れない地区の方達にとっては、現実に目の前にまだ
その難しさは有ると思います。

現地に赴きもせずに、言うはやすしの自分を振り返りつつ、
勝手な持論で失礼しました。

私も思います。
本当の復興って何だろう、と。

羽生遊
2017年3月12日0:03

naochanへ
ご丁寧なコメント、ありがとうございます。
噛みしめて読ませて頂きました。

僕も現地に赴いてもいませんし、何をしたわけでもありません。
未だに被災者の方たちの思いに真剣に寄り添うこともできていません。
でも、あれから6年経ち、改めて考えさせられることもあり、
ブログに書き残しておきたいと思いました。

naochanへの返信の代わりに、
友人の写真家ノジョー君の取材したものの一部を、
日記に書き写しておこうと思います。

少々長くなりますが、宜しければ一読してみて下さい。

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