再びの岩櫃山・小さな頂へ
2017年5月1日 エッセイ コメント (4)
「今年はどこに行く」
「去年断念したから、岩櫃に登ろうか」
真田氏ゆかりの群馬県東吾妻町の岩櫃山ですが、
昨年の連休は城址までで断念しました。
僕も父も、昨年はあまりにも登る準備をしていませんでした。
85歳になる父には、山頂に向かう最後の鎖場は無理でも、
その付近までは登れるのではと、今年はチャレンジすることにしました。
それに父にとっては強力な助っ人、孫のユイも今回は同行することに。
クライミングを続けているユイがいることは僕も心強いものでした。
コースは父と僕にとっては思っていた以上にきついものでした。
滑りやすい落ち葉の敷き詰められた細い山道。
梯子や鎖がかけられた岩場。
軽々と登る20歳の娘は85歳の祖父を気遣いながらの登山でした。
それにしても自分の父親ながら、その健脚ぶりには改めて感心します。
若い頃から鍛え抜かれた足腰はその衰えを知らないようです。
何とか9合目に辿り着くと802mの小さな頂が前方に見えました。
「下りの体力を残しておくから、僕はここまでだな」という父親を残し、
娘と僕で山頂を目指しました。
8m程度の鎖場。
娘にとっては何のことはない岩場も、僕にとっては最後の難所。
鎖を持ち、時に安全な岩を掴み、一歩一歩、一手一手。
その小さな頂からは、眼下に見渡す町と頬を撫でる風。
心地良い気分に浸りながら、9合目の祖父にユイが手を振っていました。
登山口から往復3時間の登山。
標準的なコースタイムよりはずっと遅い時間でしたが、
忘れられない岩櫃山の1日となりました。
「去年断念したから、岩櫃に登ろうか」
真田氏ゆかりの群馬県東吾妻町の岩櫃山ですが、
昨年の連休は城址までで断念しました。
僕も父も、昨年はあまりにも登る準備をしていませんでした。
85歳になる父には、山頂に向かう最後の鎖場は無理でも、
その付近までは登れるのではと、今年はチャレンジすることにしました。
それに父にとっては強力な助っ人、孫のユイも今回は同行することに。
クライミングを続けているユイがいることは僕も心強いものでした。
コースは父と僕にとっては思っていた以上にきついものでした。
滑りやすい落ち葉の敷き詰められた細い山道。
梯子や鎖がかけられた岩場。
軽々と登る20歳の娘は85歳の祖父を気遣いながらの登山でした。
それにしても自分の父親ながら、その健脚ぶりには改めて感心します。
若い頃から鍛え抜かれた足腰はその衰えを知らないようです。
何とか9合目に辿り着くと802mの小さな頂が前方に見えました。
「下りの体力を残しておくから、僕はここまでだな」という父親を残し、
娘と僕で山頂を目指しました。
8m程度の鎖場。
娘にとっては何のことはない岩場も、僕にとっては最後の難所。
鎖を持ち、時に安全な岩を掴み、一歩一歩、一手一手。
その小さな頂からは、眼下に見渡す町と頬を撫でる風。
心地良い気分に浸りながら、9合目の祖父にユイが手を振っていました。
登山口から往復3時間の登山。
標準的なコースタイムよりはずっと遅い時間でしたが、
忘れられない岩櫃山の1日となりました。
コメント
私達はまだ今年のプランを練っている段階なので羨ましいです。
まず、明日が初日のテニスで脚力を戻そうと思っています。
witchさんご夫妻のように本格的な登山ではないのですが、
5月と8月、群馬に住む父親の家に行くと、
低山の登山をそれなりに楽しんでいます。
父親の年齢を考えると、いつまで続くのかわかりませんが、
僕ら家族にとってもかけがえのない時間になっています。
今回、妻は留守番でしたが、アクティブなwitchさんご夫妻を見習って、
僕ら夫婦もスポーツを楽しんでいこうと思います。
何よりの登山になりましたね。
お写真、拝見しました。
楽しい思い出になりましたね。
連休は僕一人で群馬に行くことがここ数年でしたが、
今回は娘が同行、父も孫娘との登山を楽しめたと思います。
夜は孫娘手製のカレーも食べられて、満足したようです。
齢を重ねていく両親とのひと時、少し手でも大切にと思うこの頃です。