安田純平さんの帰還で思うこと
2018年11月15日 エッセイ コメント (8)ひと昔前ならば、
「無事で良かった」
「大変だったよな」
「紛争地でのお仕事、お疲れ様でした」……
内戦の地で奮闘しているジャーナリストの無事の帰還に、
そんな労いの言葉が溢れていたと思います。
いつの頃からかでしょうか——
僕たちの知ることができない世界の現実を、
必死に追い続けるジャーナリストを否定する人がいるようになったのは。
考え方や人の行動に対して、様々な意見があっても当然です。
ただ、命の大切さを伝え続けようとしているジャーナリストに、
棘のある行為をすることは、間違っていると思います。
安田さんの帰還―—
命の大切さを改めて見つめ直す機会になりました。
「無事で良かった」
「大変だったよな」
「紛争地でのお仕事、お疲れ様でした」……
内戦の地で奮闘しているジャーナリストの無事の帰還に、
そんな労いの言葉が溢れていたと思います。
いつの頃からかでしょうか——
僕たちの知ることができない世界の現実を、
必死に追い続けるジャーナリストを否定する人がいるようになったのは。
考え方や人の行動に対して、様々な意見があっても当然です。
ただ、命の大切さを伝え続けようとしているジャーナリストに、
棘のある行為をすることは、間違っていると思います。
安田さんの帰還―—
命の大切さを改めて見つめ直す機会になりました。
コメント
はじめまして。物事には、確かに様々な側面がありますよね。
コメント、ありがとうございました。
彼の行動については賛否両論ありますね。
私たちが知らない危険な地域で何が起きているかを伝えるジャーナリストは危険と背中合わせです。彼等がいて現実を知ることも出来ます。それは讃えられる事だと思うんです。でも拘束されるまで突っ込んだ取材はどうなのか?と疑問もあります。
おそらく彼はジャーナリストとしてやらねばと思ったらんだと思うんでしょうね。
その気持ちはわかります。なので単独でスクープを狙う事より国境無きプレスとして他国のジャーナリストと団結して取材をする事も良いのでは?と。命を落としかねない危険な取材は無茶です。大事な命ですから。無事に帰国された事は喜ばしいです。
でも色々な意見があって良いと思います。そもそも戦争や内乱が無いのが一番ですけどね。
こんばんは。内戦や紛争を覚悟を持って伝えようとしているジャーナリストには、僕はただただ頭が下がる思いでいます。
というのも、詳細はここでは省きますが、安田さんや亡くなられた後藤健二さん、また写真家の安田菜津紀さんたちは、大手メディアでは知らされることのない、現地の真実を自らの媒体などで報告し、たったひとつの命の大切さを訴え、戦争をなくす道を僕たちに教えてくれようとしています。
もちろん、何故命を賭してまでと僕のような凡人は思いもします。
でも、強い志をもった各国のジャーナリストたちは、権力に抑え込まれずにそれぞれに奮闘している現実があります。
なぜ、戦争はなくならないのか、内戦や紛争が起こるのか——
僕たち庶民もその視点を忘れずにいることが、まるこさんが仰るように一番大切だと思います。
少し堅苦しい返信になってしまったこと、ご容赦下さい。
私も今の世の中は、防御と攻撃の日本になったなぁ、と思います。
いつも、色んな出来事が起きると責任は誰にある、どこにあると追求が始まり
同じような形態の会社は、同じような事案が起きない様に防御のシステムを作るために過剰に反応するように思えます。
今回の救出劇、確かに自己責任的な面も否めないでしょう。
しかし、彼ら、彼女らが居なければ、私は、真実を知ることはないと思います。
政府が発表する世界情勢だけでは、もしくは、政府が絡んだ世界情勢だけでは、
コントロールがどこかで働いている様な気がしてなりません。
でも、これからはジャーナリストの方々には、是非とも使命感より、ご自分の命を守る事を第一に活動して頂きたいです。
これからも真実を伝える活動をするためにも。
デリケートなテーマに際しての丁寧なコメント、ありがとうございます。
何時の頃からか、勝ち組負け組、格差の拡大が現実としてあからさまになるようになり、
大人の社会も、自己中心的な発想が闊歩するようになってしまった気がします。
今回の安田さんの生還の件も、僕のように思う人もいれば、
自己責任を強く問う人もいます。
naochanが仰るように、今は「防御と攻撃の日本」なのでしょうね。
でも、甘いと言われる(言われています)かもしれませんが、
同じ人間なんだから、接点や着地点を見いだし、
お互いを認め合うことができると思っています。
フリーのジャーナリストの多くの人たちは、
権力とは離れたところで、精一杯頑張っていると思います。
もちろん、命は何よりも大事、大切にして欲しいと願っています。
そして、伝えられた真実をどうするかは、僕らに懸かっていると思うのです。
naochanにも、堅苦しい返信になってしまったこと、ご容赦ください。
そして、色々と考えさせて頂いていると思います。
だんなさんとも話すのですが、彼はとても厳しい意見なので、
私が意見を言うなんて、あまりできません。
論破されちゃうんです(笑)
穏やかな羽生遊さんの想い、きっと、日本人は捨てたモンじゃないと言う
時代が来る、そう信じたいモノです。
こちらこそ、naochanのブログ、コメントに色々と考えさせられています。
ブログを書いたり、友達と時には真面目に話したりもするのですが、
たったひとりでも良い、耳を傾けて、
ちょっとでも何か伝わることがあればと思っています。
旦那さんもきっと、真っすぐで真面目なんでしょうね。
僕もですが、物事を論理的にまとめようとする癖が男にはありますよね(笑)
ただひとつ、変わらずに思っていることがあります。
僕らの世代では変えることはできないだろう理不尽なことも、
次世代への希望を持ち、伝え続け、繋ぎ続けることが大事なんじゃないかと。
温かいコメント、いつもありがとうございます。