一票の意味

2019年4月8日エッセイコメント (2)

先日、統一地方選挙がありました。
うちの選挙区でも知事選、県議選、市議選があり、
選挙権を行使してきました。

自分の投票が、議席に反映したのは一票だけ、
個人的にはもちろん残念でありますが、
一票を投じること自体に大きな意味があると思っています。

「自分の一票じゃ、何も変わらない」
「投票する人がいない」
「どうせ……」と、よんどころ無い事情ではなく、
選挙権を放棄する人もいます。
そのことをとやかく言うつもりはありません。

ただ、例え議席に反映しなくても、自分の意思を示すことに、
代えがたい大きな意味があると思います。

考え方や人柄、憲法観や平和への意識、景気対策への対応など、
どんなことでも、自分との一致点を見いだして、
一票を投じることは、自分たちに返ってくることだと思います。

「私なんか、選挙に行かなかったことないからね」

夜、86歳の母親が、選挙報道を見ながら語っていました。

まるこ

2019年4月8日15:55

選挙のたびに思い出す事があります。
社会科(歴史)で習った事。婦人の参政権。選挙権。これを勝ち取るまでに苦難の道があったと。その時代に命を賭して勝ち取って下さった方々の想い。それを考えると投票に行かねばと思うのです。仮に投票する人がいない時でも白票を投じます。
投票率の低さ。年々低下しています。これも現代社会に合わせてネット投票出来る様になれば若者の投票率も上がると思います(不正投票の防止が大変かもしれないですが…)母を見ていて投票所へ行けない方々の投票方法も課題かもしれませんね。
民意が広く反映される選挙方法の議論も起こって良いと思いますが…。

羽生遊

2019年4月8日18:33

まるこさんへ
こんばんは。
まるこさんのご意見に全くの同感です。
先人が勝ち取った参政権や選挙権、受け継がれた僕たちが、
また次世代へと受け渡して行く必要があると思います。

投票所では代筆など、お体が不自由な方への配慮もしているようですが、
若者たちへ投票を促す啓発活動も含めて、投票率を上げる課題はあるようです。
民意への配慮も、比例と小選挙区比率の見直しや、
一人が当選するだけの小選挙区から、地域によって
２人、３人が当選する選挙制度にするなどの方法もあるでしょう。

まずは、家族や友人知人などと選挙の話をするだけでも、
投票率は上がるかもしれませんね。