先の大戦——

日本の戦争による犠牲者、約310万人。
2000万人とも言われるアジア各国での犠牲者。

加害と被害の歴史の戦争。

亡くなった方たちばかりではありません。
家族、友人、仲間……
深い傷を心身に負ってしまった人たちも数知れずです。

各メディアではこの時期、戦争の悲惨さを伝えています。
僕らのように戦争を直接知らない世代も、
その悲惨さを見つめ、次世代へと伝え、
命の重みを噛みしめなくてはならない大切に日だと思います。

戦争に何一つ良いことはありません。

コメント

マダムM
2019年8月15日21:47

私も体験はしていません。母の兄が戦地に向かう輸送船が沈没し、戦死扱いで軍人恩給が支給されていました。遺骨無しです。
私が小学校低学年の頃まで「傷痍軍人」と言って白い着物を着て、楽器演奏をしたり、単にお金の無心をしていたり・・・
特攻隊、人間魚雷など人命を無視した戦術、ナチスや731部隊などの人体実験など、戦争は人間性を失わさせるものですね。
表面的な戦闘よりその後ろに潜むものの方が怖ろしいと思います。

羽生遊
2019年8月15日22:40

マダムMさんへ
重いテーマへのコメント、ありがとうございます。
マダムMさんのご指摘の通り、戦争には表裏があり、
そのどちら側にも、怖ろしさしかないように思います。
戦争のみならず、人と争い、人を蹴落とし、勝ち誇ろうとすることのみに、
執着することは、人間性をどんどん失っていくのかもしれません。
貴重なコメント、本当にありがとうございました。

まるこ
2019年8月16日9:25

あの戦争はなんだったのでしょうね?
日清、日露と勝ってしまったこの国。そこから軍部の暴走が始まったんでしょうかね??大東亜共和圏…それはまるで大国の一帯一路に似ている気がして怖いです。
毎日のように北は飛翔体を打っていますね。きな臭いです。
戦争は殺戮の繰り返しです。勝てば官軍。負ければ…。
人は人を殺してはいけないでしょ?
人間はエゴイストですね。だから戦争や紛争なくならない…。
そのうち地球が壊れてしまうような事態にならないと良いのですけど。

naochan
2019年8月16日14:15

何でもない日常が、この地球上では、
非日常でもあるのかもしれません。

歌い尽くせない
喜びの歌、悲しみの歌 そのひとふしひとふしを
世界中の子どもたち ひとりひとりの為の子守歌を
だから、私は今日も生きている
そうして明日も

新川和江さんの詩の一部です。

語り継ぐ事の大切さ、つくづく思います。

羽生遊
2019年8月16日22:23

まるこさんへ
こんばんは。今の日本の報道のあり方が戦前に似ていると言う人たちもいます。
となりの国々とは仲良くすることが当り前なのに、
不信感や狂気ばかりをあおり、一般人レベルにまで押し付けようとしています。
この報道のあり方は間違っています。

まるこさんが実感している人間のエゴや人間の怖さ、
僕もその通りだと思います。
でも、日本人は先の大戦の経験から戦争を絶対的に否定する力を持っています。
どんなに上に立つ人が煽ろうとも、戦争を肯定する庶民はいないはずです。
それが昔の戦前とは一番違うところだと思うんです。

だからこそ、僕たちのように戦争を知らない世代が、
次の世代へも戦争の悲惨さを伝え続けなければと思います。
誰しもが、自分や愛する人の命は大切なはずですから。
まるこさんのコメントから色々と考えさせて頂きました。
ありがとうございます。

羽生遊
2019年8月16日22:27

naochanへ
新川さんの詩、心に染み入ります。
歌、映画、演劇、絵画、小説……
様々な形で戦争の悲惨さを語り継ごうとする試みは絶えることはありません。
どんなにどす黒い力が働こうとも、僕らは戦争を否定する力を持っています。

先日、テレビで「この世界の片隅に」を観ました。
戦時の日常を明るく生きようとする市井の人たちの姿が、
微笑ましくもあり、悲しくもありました。
それだけに、戦争というものの、無益さ、無常さ、悲惨さが、
ダイレクトに伝わってくるようでした。
戦争に勝ちも負けもありません。
ずっと語り継がれてきたことを、僕らも引き継いでいると思うのです。

naochan
2019年8月17日10:34

私も「この世界の片隅に」を映画館とテレビと二回観ました。

そうだよ、そうなんだよ、と当たり前の生活が
どんどん変わって行く様を肌で感じる恐怖というか、今、ふと、似た感触があるのがとても
心配です。

息子を戦地に、送り出すなんて
絶対に考えられません❗

羽生遊
2019年8月17日16:23

naochanへ
「この世界の片隅に」の内外での評価が高かったことを、
僕は初めて見て、納得しました。
あの映画の中には、僕たちもいるからです。
当時の一般人が、受け入れざるを得なかった社会状況は、
naochanが言うように、今の社会にも通ずるものがありそうです。

それでも、僕たちは戦争があった事実を、
間違いなく先代たちから伝え聞きました。
二度とこの世界に戦争があってはならないと学びました。
そのことを、子ゃ孫の世代へと伝え続けること、
それが今の僕たちにできる大切なことだと思います。

naochanの思い、僕にもよくわかります。

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