今だからこそ、心の奥底に響く言葉
2020年4月22日 エッセイ コメント (5)以前にも引用させて頂いた「心の傷を癒すということ」。
今、社会がこの状況だからこそ、心に響く言葉がありました。
——(前略)
日本の社会は、人間の「力強さ」や「傷つかない心」を当然のこととしてきた。また、バブル経済期の際に、モノやカネだけが幅を利かせる、いささか品のない風潮が全国に蔓延した。人間の心の問題などは、省みられなかった。しかし阪神・淡路大震災によって、人工的な都市がいかに脆いものであるかということと同時に、人間とはいかに傷つきやすいものであるかということを私たちは思い知らされた。今後、日本の社会は、この人間の傷つきやすさをどう受け入れていくのだろうか。傷ついた人の心を癒すことができる社会を選ぶのか、それとも傷ついた人を切り捨てていくきびしい社会を選ぶのか……。
※「心の傷を癒すということ」(安克昌氏著・角川ソフィア文庫)・第Ⅲ部 災害による〈心の傷〉と〈ケア〉を考えるより引用
今、書き写させて頂きながらも、
心の奥底がどうしようもなく揺さぶられています。
今、社会がこの状況だからこそ、心に響く言葉がありました。
——(前略)
日本の社会は、人間の「力強さ」や「傷つかない心」を当然のこととしてきた。また、バブル経済期の際に、モノやカネだけが幅を利かせる、いささか品のない風潮が全国に蔓延した。人間の心の問題などは、省みられなかった。しかし阪神・淡路大震災によって、人工的な都市がいかに脆いものであるかということと同時に、人間とはいかに傷つきやすいものであるかということを私たちは思い知らされた。今後、日本の社会は、この人間の傷つきやすさをどう受け入れていくのだろうか。傷ついた人の心を癒すことができる社会を選ぶのか、それとも傷ついた人を切り捨てていくきびしい社会を選ぶのか……。
※「心の傷を癒すということ」(安克昌氏著・角川ソフィア文庫)・第Ⅲ部 災害による〈心の傷〉と〈ケア〉を考えるより引用
今、書き写させて頂きながらも、
心の奥底がどうしようもなく揺さぶられています。
コメント
でも、自分自身も含めて、その心の問題に向き合いたいと考えています。人間だもの、です。
私など「もう嫌だ!」なんて愚痴ばかり…。
誰かに何をしてあげたい、寄り添いたい!に真逆。
誰かに何かしい欲しい、寄り添って欲しい!!
これじゃダメですね。
情けないです。
おはようございます。naochanのコメントに僕も考えさせられました。
匿名でうっ憤を晴らさなければならない時もあるのかもしれませんね。
その言葉で傷ついてしまう人もいるかもしれませんが、
うっ憤を晴らすことによって、救われる人もいる。
そう言えば、僕もこのブログではお偉いさんに向かって叫んでいますからね(笑)
ただ、今回のウイルスの流行に伴っての批判の矛先は、
僕は間違えちゃいけないなと、ずっと感じています。
正しいかどうかは、自分でも迷っていますが、
庶民が庶民に向かっての批判では、
ただの憂さ晴らしに終わってしまうような気がするんです。
それでも、naochanの言うように、人間だから迷いながらも、
きっと答えを求めていくんだと思います。
僕自身、また立ち止まって考えるきっかけになりました。
いつも、ありがとうございます!
おはようございます。
崇高な考えなんて、とんでもないです。
家ではカミサンに向かって、テレビに向かって、
毒舌を吐きまくっています(笑)
>誰かに何をしてあげたい、寄り添いたい!に真逆。
>誰かに何かしい欲しい、寄り添って欲しい!!
「心の傷を癒すということ」の安医師は、それでいいんだよ、と言っています。
悲しい時、苦しい時、それを伝えること、頼ること、
それをしなければ人の心は傷つき、バランスを崩してしまうと言っています。
だから、まるこさんはダメでもなければ、情けなくもないんです。
反対に自分の弱さや傷つきやすさ(優しさ、温もりと言えるかもしれません)を
抑えることなく、吐き出すことも凄く大切だと思うんです。
僕自身、今の状況に自問自答の日々です。
答えはひとつだけではない、それぞれにあると思っています。