安心して休める社会へ
2020年5月2日 エッセイ コメント (4)今回のような流行性感染症、過去にもあった大災害、
行き過ぎた資本主義がための格差や無意味な差別主義の数々……。
これからどんな社会が理想なのか――
もちろん、それぞれに考え方があり、一長一短もあり、
意見の集約は容易いことではないでしょう。
ただ、今回のことで、僕が強く感じていることは、
例えば、「休業しないパチンコ店」が悪いのではなくて、
「安心して休業できないパチンコ店」がある社会状況にこそ、
大きな問題があるということです。
こうしている間にも、廃業している店や会社を辞めさせられた人たち、
そこまではいかなくとも、今後の暮らしに大きな不安を抱えている人たちは、
想像以上にたくさんいると思います。
生きること、生活を営むことが保障されていること。
社会がそんな状況であれば、安心して仕事を休むこともできるはずです。
今回に当てはめると、政府や自治体が強く要請している不要不急の外出の自粛や
一時的な安心しての休業にも自然と繋がり、
何よりも命の安全、健康の維持にも繋がっていくと思います。
そのひとつの方法に「ベーシックインカム(最低所得保障の一種)」があります。
生存権に則り、資本主義に社会主義的な要素を加えたような考え方です。
もちろん、保障の程度の問題や平等主義に関わるため賛否があります。
ただ、これからも多くの人に関わる苦しい社会状況はあるでしょう。
生きること、暮らすことに少しでも安心感があれば、
辛い時の度合いが、随分と違うと思うのです。
今、為政者たちを批判する時ではないという人たちもいます。
でも、今だからこそ、見えてくるものに、
小さくとも声を上げることは、これからのためになると思います。
行き過ぎた資本主義がための格差や無意味な差別主義の数々……。
これからどんな社会が理想なのか――
もちろん、それぞれに考え方があり、一長一短もあり、
意見の集約は容易いことではないでしょう。
ただ、今回のことで、僕が強く感じていることは、
例えば、「休業しないパチンコ店」が悪いのではなくて、
「安心して休業できないパチンコ店」がある社会状況にこそ、
大きな問題があるということです。
こうしている間にも、廃業している店や会社を辞めさせられた人たち、
そこまではいかなくとも、今後の暮らしに大きな不安を抱えている人たちは、
想像以上にたくさんいると思います。
生きること、生活を営むことが保障されていること。
社会がそんな状況であれば、安心して仕事を休むこともできるはずです。
今回に当てはめると、政府や自治体が強く要請している不要不急の外出の自粛や
一時的な安心しての休業にも自然と繋がり、
何よりも命の安全、健康の維持にも繋がっていくと思います。
そのひとつの方法に「ベーシックインカム(最低所得保障の一種)」があります。
生存権に則り、資本主義に社会主義的な要素を加えたような考え方です。
もちろん、保障の程度の問題や平等主義に関わるため賛否があります。
ただ、これからも多くの人に関わる苦しい社会状況はあるでしょう。
生きること、暮らすことに少しでも安心感があれば、
辛い時の度合いが、随分と違うと思うのです。
今、為政者たちを批判する時ではないという人たちもいます。
でも、今だからこそ、見えてくるものに、
小さくとも声を上げることは、これからのためになると思います。
コメント
リーダーの資質が問われる今だよね、と。
日本の社会が、今後、どう変わっていくかを見つめていきたいと思っています。
甘いかも知れませんが、お互いを思いやれる社会の熟成が進む事を希望します。
全てが繋がっているのですから。
私も今、辛うじて持ち堪えている方が宣言延長になってギブアップになるんじゃないか?と思います。嫌な言い方ですけど、コロナで亡くなる人を自殺者が超えるのでは?と。同じ命なんですけどね。安心して休めるシステムと保証をするべきでしょう。
それと危険を冒して今仕事している医療機関の方を始め、生活必要なインフラで働いている方へは会社へ国が少し手当的なものを支給してあげられないのか?って思います。危険覚悟で仕事して、罹患したらそこまで…なんて…。
人間は機械の一部品じゃないんですから。
この混乱期を境に世界も日本も大きく変わるかもしれないですよね。
生き証人として見届けたいです。
しかし芯のない政府の対応を嘆かない日はないですよ。
気難しいテーマへのコメント、本当にありがとうございます。
庶民の僕が大きなことができるわけではありません。
感じていることに対して、温かいコメントを頂くことで、
より思考が深まるような思います。
「お互いを思いやれる社会の熟成」
本当にそうですね。その視点が今の社会には足りなさ過ぎると思います。
これって、リーダーが変るだけでは済むことでもない気もしています。
リーダーたちの都合の良い様にされている僕たち自身が、
「お互いを思いやれる社会」を意識する必要があるのかもしれません。
naocahnのように身近な人と話し合うこと、凄く大切です。
僕も見習って、語り合うようにします!
とりとめのないことをつらつらと書きつつ、
固い言葉も多くなってしまったのに、ご丁寧なコメント、心に沁みています。
まるこさんの言うように、今後のこの社会はみんな心配していると思います。
だとしたら、何ができるのか、どんな社会が良いのだろうか。
政府の意のままに流されていた社会から、
市井の人たちが自ら動かしていく社会。
まるこさんの言葉にも、その胎動を感じています。
>この混乱期を境に世界も日本も大きく変わるかもしれないですよね。
苦しい時を乗り越えた時、新しい社会を作るチャンスが来るかもしれませんね。
なんだか、勇気づけられました!