新潟にて・沁みる雨、沁みる酒
2020年10月27日 エッセイ コメント (6)
新潟の駅前に来るのは32年振りでした。
駅の顔は記憶と大きく変わりなく、一瞬タイムスリップした感覚です。
3年間務めた会社を辞め、教員採用試験に挑んだ場所。
当時は地元神奈川の他、近県で受けられるのは数少なかったのです。
結果は不合格、そのことをきっかけに家業を継ぐことになりましたが、
もし、ここで教員になっていたらと、ありもしない人生に思いを馳せました。
今回はそんな感傷の旅ではなく、目的は妻の念願だった復路の現美新幹線。
現代アートで塗装された外装と、車内の展示が売りの新幹線です。
ちょっと前に調べて、12月で終了と知り、思い立って行くことにしました。
土日とも生憎の雨が降ったり止んだりの新潟でしたが、
地方都市ならではの趣を噛み締め、
妻プロディ―スの行き当たりばったりの旅を楽しんできました。
泊りの旅は本当に久しぶりです。
コロナのために控えていたわけでは決してなく、
心にも身体にも、そんな余裕がなかったのかもしれません。
夜――地元の料理屋で呑んだ地元の酒が、今も心に沁みています。
駅の顔は記憶と大きく変わりなく、一瞬タイムスリップした感覚です。
3年間務めた会社を辞め、教員採用試験に挑んだ場所。
当時は地元神奈川の他、近県で受けられるのは数少なかったのです。
結果は不合格、そのことをきっかけに家業を継ぐことになりましたが、
もし、ここで教員になっていたらと、ありもしない人生に思いを馳せました。
今回はそんな感傷の旅ではなく、目的は妻の念願だった復路の現美新幹線。
現代アートで塗装された外装と、車内の展示が売りの新幹線です。
ちょっと前に調べて、12月で終了と知り、思い立って行くことにしました。
土日とも生憎の雨が降ったり止んだりの新潟でしたが、
地方都市ならではの趣を噛み締め、
妻プロディ―スの行き当たりばったりの旅を楽しんできました。
泊りの旅は本当に久しぶりです。
コロナのために控えていたわけでは決してなく、
心にも身体にも、そんな余裕がなかったのかもしれません。
夜――地元の料理屋で呑んだ地元の酒が、今も心に沁みています。
コメント
人生って 以外と 「妻プロディ―スの行き当たりばったりの旅」かも 知れませんね
で、羽生遊さん、いつもの様に仲良きことで、良かったですね。
えっ、もしかしたら新潟にて先生を為れていたかも知れない?のですか。
縁を感じる場所だと言う事ですね。
私も昔、だんなさんと行った九州の居酒屋でのお料理が忘れられません。
突然、入って美味しかったらいい想い出になりますね。
こんばんは。なるほど、本当にその通りです!
気が付けば、そんな感じで人生の旅をしている感じですね(笑)
でも、その方が凝り固まった頭が溶かされて、
人生もより楽しい旅になると思います。
こんばんは。僕も完璧に納得しています(笑)
旅行も人生も、旅は道連れが楽しくて、
新しい発見をさせてくれるのも、僕の場合は相方のお蔭です。
新潟で教員はゼロに近い可能性だったのですが、
その日のことは何故か今でも覚えています。
もしかしたら、人生の分かれ道たせったのかもしれませんね。
旅に出ると、日常とは気持ちが全然違っていて、
料理や雰囲気が、ぐっと心に残るものもありますよね。
しみじみ思います。旅って良いですね!
私は人生を通して一緒に旅して来た夫に感謝します。
旅先で変わった価値観や考えて方、ストレス発散から知らぬ土地への憧れ。
全て旅から教えてもらった気がしてます。
新潟への旅。良い旅になりましたね。
まるこさんのように旅のスペシャリストとは言えませんが、
地元から離れ、あれこれと迷いつつも、
出逢う人、初めての風景、その地ならではの食、やはり良いものです。
まるこさんご夫妻を見習って、ずっと旅を続けられる夫婦でいたいと思います。
一日も早く元気になって、また旦那さんと旅に出掛けて下さいね!