ワクチンの副反応について・厚労省のHPより

新型コロナワクチンの接種後の副反応について、随時、厚労省のHPに公開されています。そのページには、前提としてこのような文面があります。

○ワクチンの接種後には副反応を生じることがあり、副反応をなくすことは困難です。接種によって得られる利益と、副反応などのリスクを比較して接種の是非を判断する必要があります。
○副反応疑い報告では、ワクチンと関係があるか、偶発的なもの・他の原因によるものかが分からない事例も数多く報告されます。透明性の向上等のため、こうした事例も含め、報告のあった事例を公表しています。

※厚生労働省HP・「新型コロナワクチン副反応疑い報告について」より

その上で令和3年4月9日の審議会での事例報告は以下のようになっていました。
〇接種後に亡くなられた方は4名加わって6名になったこと。(羽生要約)
〇日本の報告頻度が欧米より高いという状況にはないことや、現時点で、ワクチンとの直接的な関連性を示す事実はなく、ワクチン接種によるメリットはリスクを上回ることから、引き続き状況を注視していくこととされました。(本文)

〇副反応の疑いが350件(1,096,698回接種中)その内アナフィラキシーが79件。
(羽生要約)
〇報告された症例について、アレルギー学会から、全体として重症度が低く、概ね適切な対応がなされていたのではないかとの検討結果が報告されました。(本文要約)
○接種後には一定頻度でアナフィラキシーが生ずることを前提とした上で、対策を継続することとされました。(本文)

以前にもブログに書きましたが、ワクチン接種は強制ではなく自由意思です。
メディアも厚労省の報告をしっかりと周知し、接種への判断材料を提示する必要があると感じています。