8月に横浜市長選挙があります。多くの有力な候補者が立候補を表明する中、IR誘致、市政継続を訴えて現市長も立候補を表明しました。
7月16日付の神奈川新聞のトップ面の左上の記事、ある言葉に鋭く目が留まりました。

「ラスベガスではベビーカーとともにスロットマシーンを楽しむ風景がある。家族で楽しめる観光都市を実現していく」

僕自身は、IR(カジノを含むリゾート施設)には強く反対です。だから、前回の選挙でも現市長には投票していません。
IRに対しては賛成する人ももちろんいると思います。それぞれ考えがあり、その考え自体を否定するつもりはありません。

ただ、カジノにあるスロットマシーンは間違いなくギャンブルです。
そこにベビーカーを横にして楽しんでいる親の姿を、僕は想像することができません。
その言葉を市長自らが語ったことに、憤りを感じずにはいられませんでした。

どんな選挙でも、個人の意思はたったの一票です。でも、その一票を自らの権利として行使するか否かによって、社会は動きます。
社会を動かすことができるのは、たったの一票をどうするかにかかっています。

コメント

スミぱん@国会を見よう
2021年7月17日16:34

Twitterからのうろ覚えですが、ラスベガスでは通路を外れるとタイーホなんだそう
です。横浜現市長大ウソつきです。このウソを拡散させた方がいいかと思います。

naochan
2021年7月18日11:10

おはようございます。
こちらにも誘致の動きがあります。
どうして、わざわざ誘致するのか判りません。
偏見だと言われたらそれまでですが、やはり、IR誘致は堕落に
繋がる気がします。

すでに、日本では、公営ギャンブルはあるわけですから、
それ以上にギャンブルできるところを増やす必要が有るのかしら?と
そう思います。

羽生遊
2021年7月18日21:51

スミぱんさんへ
返信、遅くなってすみません。
現市長は前回の選挙でIR白紙を訴え、当選を果たし、
結局推進に舵を切りました。
そのこと自体もすでに選挙民を裏切っているわけですが、
今回の言動は庶民感覚とはかけ離れ過ぎていて呆れました。
ギャンブルは子供の遊びでは決してありません。

羽生遊
2021年7月18日21:57

naochanへ
こんばんは。
ギャンブルをささやかな大人の息抜きやレジャーとして、
楽しんでいる大人たちがいることも分かりますし、
その職種で真剣に取り組んでいる人たちがいることもわかります。

その上で、今に日本にはnaochanのご指摘のように公営ギャンブルがあります。
だから、それ以上横浜や大阪の地でギャンブルをできる環境を増やすよりも、
その土地を活かす方法はいくらでもあると思います。
少子化と言われている現在だからこそ、子供たちのための環境を整えるため、
やれることはたくさんあると思うのです。

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