もう20年以上前に読んだ本を再読しています。
富士の青木ヶ原を舞台にした科学ミステリー。遺伝子のことや自然界のことがテーマになっている作品です。
その中、樹海で民宿を営む源蔵が、訳あって樹海に定住することになった多門から感じている、さりげない言葉が胸に刺さりました。

【自然と共存する、などと気楽に人はいうが、人はどれだけ自然を知っているのか。自然の脅威も、自然破壊のしっぺ返しも……。源蔵は多門を見ていると、いつもそんなことを感じてしまう。】※第6章・リセット地球より引用

自分たちが自然界の中で生きている実感をもっと持たなければと自戒しています。

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